「Vecchio Bambino (ベッキオバンビーノ)」というクラシックカー、いやスーパーカーがパレードランするイベントが倉敷にやってきました。その言葉の意味するところは英語で言うとOLD BOY、永遠の少年達という意味です。

朝出ようとすると家の外から何やら爆音が響いてきます。この音は県道を走る単なる珍走団のものではない、音量はでかいけど回転を上げていない。あ！もう来ていると慌ててRapid-Rを美観地区へ走らせます。

どうやら間に合った、まだ始まってない様です。
中橋前の案内所の横の石段にこしかけて待ちます。
ん？
なんだこりゃ。このタイヤ...

前輪のタイヤサイドが裂けてチューブが飛び出ています。あちゃー、こりゃいけません。後で家に引き返してタイヤ交換するか。
と思ったけどまだ時間もありそうな雰囲気なので修理してしまおう。
タイヤを外してツール缶からチューブパッチを出してきて貼って、その上からガムテープも保険で貼っておけばまだ使えます。

さあチューブを嵌めてエア入れて...あ、アナウンスが聞こえてきた。やってきました。

修理は途中中断！

いや〜イイモノ見させていただきました。

さて、パレードが去って見物客がぞろぞろ歩いて行くのを尻目にインフレータでしこしこ空気を入れて、前輪を嵌め直してこっちも遅れて出発。

いつもの船穂橋から高梁川右岸を北上しますが、信号待ちで☆☆☆☆☆マークタイツがさっと走っていったのでちょっと馬力をかけて追いついてみます。

自転車はもちろんピスト、チェーンステイ上部にブレーキを取付けるための金具を挟んであるのが見えます。やや向い風の中35km/hで巡航、ケイデンスを合わせてみると95〜100くらいで回っています。途中ペアジャージのアベックローディを追い越して井原線をくぐる前の小田川分岐で離脱、「後ろお邪魔しました！」にっこり微笑んで総社方面へ直進されました。

こっちは西向きに進路を変えて今度はまともに向い風を受けて下ハン持って22km/h巡航。
ゆるゆると矢掛に到着したらここでは今どき珍しくなったハコスカが。

セブンイレブンに寄ってトイレ休憩兼タイヤ修理で汚れた手洗い。

そしていつもの清邦庵。

今日はみたらし団子とカステラ（小）を買います。
改造したオルトリーブサドルバッグには余裕で収まります。うむ、いいぞこれ。

矢掛から更に西へ進みますが今日はR486をそのままトレースして行きましょう。ここを通ると思い出すのはsirrusに乗り始めた頃通った時、井原に到着した時に両膝を傷めてしまい激痛に堪えながら戻ったこと。その後数ヶ月痛みを我慢しながら走ったなあ。
完全に治ったと思ったそれは昨年再発し、今はほぼ治まったけどまだ火種は残っている感覚がある。

でも今日は大丈夫だ。
西風は変わらないけど建物があったりクルマが通ったりするのでここではだいたい25km/h前後で進行。

井原市街地に入って小田川の河原。昔よくここへ小僧を魚採りに連れてきてたなあ。
綺麗な川で清流の魚、オヤニラミもいた。水生昆虫のタイコウチも採っていたなあ。

R313をかすめて進路を南に。笠岡へ向かいます。そろそろお昼か。

今日のお昼は笠岡ラーメン、海沿いの「山ちゃん」にします。

ラーメン、大盛り。700円

笠岡ラーメン正統派です。坂本のとよく似ている。
醤油スープにカシワにそぎ切りねぎ。
麺がちょっと柔らかめ、脂がなくあっさりとごちそうさま。

ここから海岸沿いに出て今度は追い風ステージ。
寄島へ至るまでは35km/hキープでどんどこ走っていきます。このスピードで走れるのはいつ以来だろう、久しぶり。今日はコレの為に西向きに走ってきたんだから(^^)。
今日は午後からお客さんが来るので２時までには帰る事、という縛りもあるけどこれなら余裕だろう。

そして黄砂も霞もなく瀬戸の美しい青を堪能しながらペダルを漕いでいきます。

帰宅は13:57、ぎりぎり２時前に帰着。

そして本日の走行ルート：

エイプリルフール特別にGooglemapで提供されていたファミコン風マップに表示させてみました。