今日は県北の桜を見に行くぞ、と気合い入れて早起き。そして6時6分出発!といってももっと早くでるつもりではありました。
部屋の窓を開けて外気を感じつつ着るものを検討、CRAFTインナーに長袖春秋ジャージの上にAJ福岡ジャージ&ウィンドブレーカ、下は2XUタイツにノーマルレーパン。指切りグローブ。シューズカバーもなし。ボトルはノーマル500ccで。
酒津を抜けて高梁川左岸土手に出て川辺橋を渡り右岸に移ります。良い天気。
豪渓駅の反対側、福谷の方から北上しようとすると...。
「大野の桜」という看板が目に留まります。前から知ってますが行ったことはありません。桜の時期の今行くなら行くべきだろうと進路変更し左折して山の中へ。
峠道を上がっていくと急に桜がお出迎え。
この先に駐車場があってそこから先は見るだにキツい勾配となっています。
早くもインナーローを使い上がり始めると、桜の巨木がずらーっと並んでいました。
散り始めですが見事な桜の木、そしてそれを眺める余裕を与えないキツい勾配。汗が流れてノドも乾くけどボトルはなかなか取れない、ので途中でひとやすみ。
路面には花びらがいっぱい、人もクルマもあまり通らないだろう道なのであまり汚れてないのがいいです。
峠のてっぺんでちょうど標高300m、反対側にはすぐ小さい集落がありちょっと驚き。
下りは下りで道は狭く路面荒れているので20km/h平均で下り、やっと下倉橋から高梁川に復帰してR180に戻りました。 まっすぐ来るのと比べて1時間近くロスしています。
さっきまではヒルクライムしてたので体は温もって寒さを忘れてましたが、平地に出ると再び指先と足先の冷たさが蘇ってきました。 道路気温表示は2℃。そりゃ寒いでしょう。4月中旬でこの気温は鬼もびっくり。
20分ほど休んで出発、まもなく"ロマンティック街道"R313を左折して醍醐桜方面へ。この道はこないだ勝山夜桜に通った道、それを逆に辿ります。
(この写真撮影後バッテリーアラートが出たので以下写真少なめ)
曲がったところで何やら醍醐桜の観光案内キャンペーンが。停車しておねえさんにパンフレットいただいて様子を聞いてみます。クルマだと2時間待ちですと。新庄のがいせん桜はまだ、美甘も咲き始めだとか。
微風だった向かい風が収まってわずかな登り勾配ながら快調に走っていたら後ろからサクっとラフな格好のANCHORにパスされました。「やぁ、いいペースですねー」と半ば負け惜しみがてら声をかけて見送ります。ここで追いかけるとこのあとの坂が持たないし。 と、視界から消えかかりそうなところでだんだん勾配がついてきたら徐々に間隔が狭まっている様です。さては”前方に敵が見えたらとりあえず追いつきかわす”だけだったんだナ。こちらが追いつく前に何か装備を直すためか停車してしまったのでそのままパス。
案内看板にしたがって県道を左折したところからクルマが詰まっています。脇をすり抜けつつ坂を上っていきます。助手席のドアが緩んだの見て「わァっ!」と叫んで通り過ぎ。むしろクルマの右側を通過する方がよさそう(一方通行なので)。
ずらっと並ぶクルマの列ですがあまりに進まないので多くのクルマはエンジンを切っています。だから排気ガスに苦しむことはありません。
汗をかきつつ醍醐桜に到着。6名ほどのロードグループが茶屋の前で休憩してました。大勢の人にひるまず細い歩道をRapid-Rを押して歩いて一回シャッター押してすぐに退散。
こちらは二代目醍醐桜だとか。
帰り際に下から醍醐桜を。
以前来たときはもう桜は済んでいた時期でしたので満開の醍醐桜を見るのは初めてです。老木で枝を支えられて立ってはいますが、やはり見事な桜でした。
さて元のルートに復帰しましょう。
帰り道は一応クルマの帰路に従って進んで行きます。道が狭いので一方通行ルートが設定されています。
さらにずんずんと上って行き、T字路で案内の人に月田方面へはどっち?と聞くと岩井畝の大桜の方へ行くといいというのでそちらへ。
標高500〜550mあたりをうろうろしながらその桜ポイントに到着。
岩井畝の大桜、樹齢800年だとか。こちらは醍醐桜と違って背の高い木です。
この桜のところから下る道の方向に「落合」とあったのでそっちかと下り始めます。10%ほどの勾配で路面は良くないので30km/hは出せません。くるくると降りて行くとありゃりゃ?さっき通った道に戻ってしまいました。
GPSで確認してみますがこういう場面である程度広いエリアで幹線道路のないところをスクロールしていてもよくわからない。地図に出ている道でもオフロードじゃり道の可能性もあるし。
しかたなく北房ICの案内に沿って戻ることに。
進路南向きに戻るのは気が進まないなぁ、追い風だけど。
でその通り北房ICまでぐるっと一周戻ってきました。
再び同じ道を戻るわけですが、さっきの醍醐桜観光案内のところを通るのはバツが悪いので、手前で曲がって里道を走ってバイパス。
今度は醍醐桜への分岐のかなり手前から渋滞が発生していました。
それを抜けて峠を越えて短くダウンヒル。
月田小を抜けて姫新線を渡って旧道を左折し新道へ合流、あとは道沿いに進めば新庄方面で時間を見て手前の美甘村で折り返すつもりで進みます。
確か昨年秋に見た神代の四季桜があるはず、と思えどなかなかたどり着きません。”こんなところにトンネルあったっけ?”と思いつつ進んで富原駅に到着。
なんかヘン?
そう、ここはR182ではなく県道なのでした。新庄へ行くにはR182、R182に出るには月田小を過ぎたところを右折してもう少し北上したところの交差点まで行かなければならなかったのです。そういえば月田駅を見てないなと。
やれやれとここで折り返し、時間も費やしたのでR182を遡ることはせずそのまま勝山へ。
のざきサイクルに寄って一休み。今日はチーム員は蒜山までサイクリングに出てますがまだ戻っている途中らしい。 ここまでで130km、平均速度21.2km/hしか出てないですよー。獲得標高は1500mです。なんて話をしながら。
とんかつ「喜楽」に到着、っと入口に「お昼の営業は終了しました」札がかかっていますがまだお客さんは結構いるみたいなのでドアを開けて聞いてみたらOKということで、今日もBセット。但し塩は売り切れのため醤油ラーメンでね。
”昨日のラーメンとどっちが旨いかな”と比べられるほど専門店の味に迫るラーメン、それにサクサクのとんかつでお腹満足。 食べながら『考えてみると月イチくらいでここでとんかつ食べてるけど、ウチの晩飯にとんかつ登場させたのはいつだろう・・・しょっちゅうとんかつ食べているので気づかなかったな・・・』などと思いつつ。 ごちそうさまでした。
先々週は花一つなかった久世のトンネル桜、今日は散り始めでまだ見頃。バーベキューの臭いが漂ってきます。
旭川沿いの土手に立ち並ぶ桜並木もなかなか見事。
三休公園下の川には今年も鯉のぼりがかかっています。
見上げると三休公園の山の上は桜色に染まってました。こちらも見頃の様ですが今日はもうヒルクライムはいいのでパス。
R429を円城までゆっくり上り、時間的に「ivory」へ寄るのは厳しいかなと道の駅で休憩することに。まずは手前のパン屋「ミルキーウェイ」で2つほど菓子パンを買って行きます。
道の駅の休憩室でひとやすみ。
自転車は他にGIOSのクロスバイクが一台だけ、オートバイがわんさか。
”一生懸命登っている自転車を追い抜くのは気が引けるわー”なんて喋ってましたよ(笑)。
円城からサクっと下って掛畑の坂を登り、ああ今日も”野犬”が吠えているなと身構えるも今日は柵がしっかりしてるのか道へは出てこずに柵の向こうで吠えまくっています。安心してパスして午前中の憂さを晴らすように黒谷ダムまで高速ダウンヒル。
足守の土手の桜は半分以上散ってました。花見は足下で。
そろそろ南風が吹いているし、犬の散歩が出ている土手道を避けてR429を通りR180に出て、国分寺の売店がまだ開いているのであと10キロと補給の必要ないけど休憩。
安富牧場はさっきR429通ったときに通り過ぎたけどここでそこのソフトをget、滑らかソフトがおいしい季節。
帰宅は17時50分頃になるはずでしたが、珈琲豆を買いに寄ったら時間喰って18:20に帰着。12時間を越えてしまいましたね。
北房あたりでぐるぐるぐるぐる。
実は岩井畝の大桜から富原駅手前まですぐだったのです。桜を見るところで入った道をそのまままっすぐ行けば良かったのに、と後の祭り。
▼プロフィールマップ
最初のピークが「大野の桜」、醍醐桜は標高450mで岩井畝の大桜は550m付近です。