【今日の走行:万々山】
平均:22.1km/h,最高:59.4km/h,距離:209.93km,消費:--kcal

◆前書き

正式には「石見グランフォンド2010」であります。
今年で5回めを迎えるこのイベント、最初は「石見ライド」という名称でスタートしました。島根県浜田の”アクアス”をスタート/ゴール地点とし、大田(おおだ)までを二日間で往復するロングライドイベント、2007年の第2回大会に初めて参加しました。
「石見グランフォンド」という名称にその2008年から変更され、昨年からは1日のみのイベントに模様替え、そして今年2年ぶりに参加することにしました。公式サイトにもまだ”通称 石見ライド”という表記が残されています。(※URLもiwamirideだ)
そこでここではあえてその石見ライドという名称を使っているわけですが、それはつまり二日間のイベントならば「石見ライド」だなと。

つまり以前出雲路でやったのと同じく、ウチから石見の道筋をつなぐプラン。週明けは天気崩れる予報だったので行きだけの片道自走で行ってみましょう。だから今日は石見ライド一日目。(※翌々日の帰りは友人のクルマに便乗)

▽準備

いつものブルベ装備からライトはGENTOS一灯のみ、フロントバッグなしと軽装化し、着替え等の荷物は前日に宅急便でホテルへ送ってあります。

ボトルはノーマルサイズを1本のみ、エイドステーションの距離間隔と気温状況を考えると十分いけます。補給食はたぶん要らないけどいつものライトミールブロックを半分持って...
...一つ足らないものがウィンドブレーカ。これが行方不明で見当たらないので代わりにシマノのレインジャケットを揩チて行くことにし、百均のカッパ上着は置いていくことに。このレインジャケットはサイドがメッシュになっていて蒸れ防止にはなっているけど雨具としてはそこから濡れるし、畳んでも結構かさばるので百均カッパより使い勝手悪かったもの。久々の登場です。(※結論から云うと最後まで使わなかったが)

ルートは検討の結果最短コースで宿泊先のスカイホテル大田へ向かうことにします。倉敷〜井原〜府中〜三次〜大田というコースの距離は191kmと200kmに届きません。三次の国民宿舎でお風呂&食事休憩を取り、疲れを流して翌日に残さない楽々つーりんぐの予定です。

▽スタート

朝5:43出発。 倉敷駅横から酒津へ抜けて真備から矢掛とR486を西へ。

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風はほぼ無風、もしくはやや追い風。しかし今日は飛ばしません。

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R486をそのまま進み井原も通過、府中市街地を抜けた辺りのローソンまで60キロあまりノンストップ。今日はゆっくり走行を心がけているのと風がないので疲労感なく、無理なくここまで来てます。この先は三次まで補給見込みポイントをチェックできてなかったのでとりあえずここで停まっておこうかというくらいで。

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R486を離れK24に入ると里山の川沿い景色にほっと一息。いい感じです。

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じわじわと上り、ついたところは「上下」というところ。そのまんま(じょうげ)と読みます。街道沿いの整備されている町並みをのんびり観光走行♪

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上下駅で一休み。9〜11時台は時刻表空欄で電車来ないので売店の人以外誰もいません。

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お土Yに「つちのこ饅頭」を買ってサドルバッグに詰め...込めないので中から輪行袋を出してそれをサドルバッグの上にくくりつけてスペースを開けて入れます。
駅で抹茶もなかアイスを食べつつ”上下”の云われを訊ねると、この地が分水嶺であるからそれで上下と云うそうな。なるほど近くに分水嶺の看板がありました。瀬戸内海へは芦田川、日本海へは江の川となっていくのです。
なるほどねぇ、初めて通る道で初めて知る町、新しい発見はいつも楽しいものです。

▽予定変更

分水嶺を過ぎたので今度は下り、お昼前にそろそろ腹時計のアラームが近づいた頃に三次に到着しました。さぁて、ではお風呂でさっぱり汗を流していきましょう。 小さな丘の上の国民宿舎三次長寿村に上がってきました。

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当分の間休業いたしますだと!

き、聞いてないよ〜〜(泣)

しかたない、次行ってみよう。。。

食事スポットとしては次の道の駅があるのはチェックしてましたのでその道の駅ゆめランド布野へ。

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ふるさと惣菜バイキング、野菜中心でお得なバイキングであります。
がしかし、サイクリング途中には危険な香り満載。
かろうじてご飯はお茶碗二杯にとどめましたが...。

ここで声をかけられました。 「自転車ですか?どちらまで?」
「大田まで行きます。」
「じゃ石見グランフォンド出られるんですか?」
「ええそうです、よくご存知ですね。」
「私、明日立哨員するんです。」
「そうなんですか!それはよろしくお願いします。」
こんなやりとりがありました。翌日再び会えることになるでしょうか??

▽明日の下見

しっかりお昼をお腹に積み込んで赤名峠への上りにかかります。ん、登坂車線も出てくるそれなりの勾配のところもあります。あわてずじっくり、お風呂をパスした分時間は十分早いのでのんびりと。

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下りはじめてしばらくすると明日のコースの一部にかかります。下見にちょうどよろしいですわ。

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200キロコース制限時間の定められている関門CP8粕渕(かすぶち)へ至るルートで、場合によっては時間に追われ急ぐべきところ。
基本下りなので楽に行けるかと思ったら向い風であまりスピードは乗りませんでそれなりに脚を使わないと進みません。明日も同じ風模様だと辛いなあ。

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そのCP8となるAコープおおちへ到着し休憩。コーラとアイスを買って食べてると「明日はレースか...」みたいな声も聞こえてきました。レースじゃないけどね、一般的にはレースと捉えられているのはしかたないか。

補給が済んでここからは180キロショートカットコースとなるR375を走ります。

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2008年に通った道でショートカットいいながら実は200m近くじんわり上るあまり優しいとはいえない道。しかし前半の景色は谷川沿いの涼しげな気持ち良い道です。

上ってすんだらするすると降りて大田市街地へ。

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ホテル到着は3:50でした。191kmを10時間ちょいという意外に早いペースでした。

▽2万キロ

部屋で着替えてウエアをコインランドリーで洗濯させている間にホテル提携の岩盤浴に出かけます(通常1500円のところスカイホテル宿泊客は1100円、今回石見グランフォンド宿泊客は更にその半額550円)。

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岩盤浴は初体験でしたがなかなかどうして体はしっかり温まり脚の疲れもすっぽり抜けたような気がします。
さっぱりしたところで前日受付に行こうとしたら、ホテル玄関でぱぱにいさん達と遭遇、明日はよろしく♪

今年の会場は海水浴場ですが、前回まで使われていたすぐ近くのトラックへ寄ってみました。一人練習している方がおられます。邪魔にならないようにしばらく見学。

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受付会場へ移動してみると意外に賑わっていました。ここで車中泊、あるいはテント泊する人も少なくない模様。

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今年のコースコーディネイター:えこにんさん他顔見知りの方にもご挨拶。今年はルートマップがカラーで大きく見やすくなってるし、おくべえさん作のコマ図もあるしとミスコースはあり得ない?設定に感心。梅丹のブースも出ていて2年ぶりの石見の盛り上がりに驚くのでした。

受付の帰りに夕食、と思いますがめぼしいところが見当たらずウロウロさまよい結局ここまで来てここかよという大阪王将で。

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駅前のスーパーで夜食を買い込みママヤマと共に部屋に戻り、もう一度シャワー浴びてポテチかじりつつテレビ見てゆるゆるしながらおやすみなさい。

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大田で彷徨った分距離が出て今日でちょうど積算2万キロ、2007/12/29以来およそ2年半です。 (二日目に続く)

▼本日のプロフィールマップ

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詳細地図は石見ライド2010一日目 - ルートラボ<