快晴の空のもと、川に海に水辺を巡るサイクリングを満喫しました。
【今日の走行】:万々山
平均:24.1km/h,最高:64.2km/h,距離:215.76km,
平均心拍:136(休憩時含む),最高心拍:--,消費:7316kcal
既に皆さんご到着、この中でゆうさんは特別にDEPART/ARIVEEを自宅近くのPC4に仮定してそこを4:00(3:59)に出発、既に40キロほど走ってきてもらってます。 スペシャルゲストはブルベ先輩SRの門野さん。ブルベ仕様のランドナーでしょうか、マッドガード付&フロントバッグ装備ですがGPSは最新のオレゴンです。 挨拶がてら皆さんにブルベカードを配って記入例にしたがって書き込んでもらいます。 その間に本日オープン参加のタンデムの試乗会?単座で乗った後で後席に乗せてもらいました。これは確かに面白い! ブリーフィングを済ませてまもなくスタートの7時、ですが... 一名足りないのでしばらく待ってみます。が、いつまでも待つのもなんだし、彼なら大丈夫だろうと見切り発車で7:10スタート。 直後の道路で黒ムルとすれ違い手を振って挨拶だけ。先に行ってるからネ。 本日のメンバー(敬称略)
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かつ@ANCHOR |
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Mazoka@cannondale |
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takotako25@COLNAGO |
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入碓@ORBEA |
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コメッソ@Bridgestone Moulton |
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門野@DAVOS |
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ゆう@Panasonic |
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イクマ@Tig |
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Fujiwara@TIME |
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野田屋PaPa@MERCKX |
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kubokichan@COMMENAL |
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ひらまつ@CARRERA |
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※オープン参加 |
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腹ポ&ヒメポ@TREK |
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べりー@ORBEA |
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MOLES@ORBEA |
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風変わりなおっぱいの絵馬に驚きつつも何でここに寄る必要が??と思う一同。その答えはあとで... ここを出たところでこちらに向かってきたtakotakoさんに追いつかれまして、ブルベカードを渡してチェックしてきてねとまた先行。 清音駅前から高梁川を渡るとしばらく川沿いの土手道が続く快適路です。天気はいいし弱い追い風だし快適快適〜。速度的には抑え気味に28km/h前後でのんびりムードで流します。
さくさくと進んで矢掛に到着、PC1のセブンイレブンで最初の補給です。レシートチェックにしますから何か買い物してレシート取っておいて下さいね。何?何も買わない?しかたない、では私が時間をチェックします。
(そういえば出発前に車検するの忘れてるわ<してたら車検NGもあったか)
矢掛の信号を左折して本陣の通りを抜けていきます。ここの途中清邦庵に寄るつもりだったのが誤算、試走時より早い出発だったのでまだ開店前でした、残念。
▽井原、神辺、福山、尾道
再び小田川沿いに戻り、しばらくして土手を離れて一般道に移ったらタンデムとお別れです。あちらはそのまま南下してカブトガニ博物館へ向かいます。
その後まもなく「ちょっとおかーちゃんに挨拶してきます。」と一人離脱(笑)。井原に実家があっておまけにルートから近いんだそうで。
福山市に入り今度は芦田川の支流になる川の土手に出ます。神辺では一旦土手を降りて本陣の通りを走り、さっきの矢掛と二つの本陣跡を通りました。そして土手道に戻ると前から猛然と走り来る一台、それがMOLESさんでした。前回よりややこちらに戻されましたか。
交通量の多い県道を避けて生活道路をくねくねと進んでいきます。GPSをにらみつつミスコースしないように。
そうして備後赤坂駅そばのファミリーマートで補給休憩。
ファミマ限定のうれしいプリン480をつるっと食べちゃった人。 釣られて?買ったゆうさんはコレが後々尾を引くことになったのでした。 ここからは一本道で尾道まで。クルマに気をつけてR2を走り、丘を越えて造船所が見えてきたらもう尾道です。まずはコモンにより、全員分のワッフルを購入していると、ほうじ茶ソフトを食べている人がチラホラ。
そして恒例の林芙美子像前で記念撮影。今日は違う角度から撮ってみました。 尾道まで自走で来た人はほとんどいないですけど、案外遠くないでしょ?
▽PC2:向島
ここから対岸の向島に渡るため福本渡船の船着場へ。ちょうど出たばかりでしばらく待ちました。 島へ渡ったらお昼。人数がいるのでラーメンタケには8名、残り5名は松っちゃんらうめんに行ってもらいました。 今回は謎メニューのカレー中華丼。
確かに中華丼にエスビーのカレー粉を混ぜたような味でなかなかイケてます。 量は何気に多く、普通に大盛りでしょう。610円と満足プライス。しかし焼きそばは660円とこれより更に高いのはなぜか?(ラーメンは450円と安い)また新たな疑問を残してラーメンタケを後にします。ごちそうさまでした。 PC2はそこから1kmもありません。ちょうど松っちゃん組も出てきたところでした。 ここから本日最大の山場(笑)。 標高100m弱の上りにかかります。みんな食べたばかりなのによう走るわ。 ・・・と思ったらゆうさんがなかなかやってこない。連絡を取ってもらうと”先に行ってください”とのことだったので先に峠を下りて行きます。 向島の反対側の海岸線はしまなみ海道ルートと違う素朴な雰囲気が漂う道です。 多少のアップダウンもこなして次の渡船、歌港へ。前回同様MOLESさんはここまでです。お付き合いどうもありがとうございました。
こちらの渡船はさっきと違って貸切状態です。みんな4分足らずのクルーズを楽しんでもらえたかな。
▽常石、田島・横島
引き潮の海を眺めつつ走ると今度は造船の町、常石にやってきました。今までの自然満喫とは正反対の巨大なドックが右手にそびえています。おや?あそこにいるのはゆうさん!どこで先回りしたのかと小一時間問いつめて...いるわけには行かないのでそのまま一緒に。後で聞くと向島でミスコースして運良く?幸谷峠をパスしたらしく、そこで待っていた我々より先に進んでいたと。
間近にドックが見られるので走りながらも興味津々。
造船所を過ぎると田島が見えてきます。そこにかかるのが内海大橋、今回の目玉ポイントですよ。
ここへのアプローチがちとクセモノで、短い坂ながら12〜13%の勾配があります。 そこへ持って前走者アリ。誰ともなくその彼を追いかけ、上がり切る前にかわしていました。 そして橋に突入〜、先頭集団は早いペースを維持して景色見てない?
橋を降りたら田島の海岸道路を行きます。右手の海の向こうにはさっきの常石造船が見えてます。ここの道はしまなみの道に似た感じですね。 小さな跨線橋を越えたら横島。ここをぐるっと時計回りに一周します。お昼過ぎでもまだ結構な釣り客と砂浜ではバーベキューの炭の匂い、初夏の日差しに輝く海を左手にうねうねと曲がる海岸線を楽しみます。 広い海岸に出たらそこは横山海岸で行き止まり、左折して山手の方へ入ります。狭い道なので「マヂか〜」という声が出てましたが気にせずプチ登坂。登りがくるとスイッチが入る人が出てきてそのままのイキオイでタイトコーナーを下ってドルフィンビーチ(跡?)を抜けて島の北側へ。こちらはコンクリ路面が荒いので、パリ〜ルーベのPAVE区間と思って走ってもらいました(ちと違うか)。 先頭集団は結構先に行ったので後続はと思ったらなかなか見えないので橋を渡らずにしばし待って合流、橋を渡って田島の福山ふれあいセンター前で先頭は休憩していました。
「なんで足のそんなところ汚れるの?」 などとまったりしつつ、ついでにここでこもんのワッフルをみんなでいただきました。 がしかし、結局ゆうさんと合流かなわず後ろ髪引かれつつ置いて行くことに...(GPS持ってるし土地勘もあるだろうから大丈夫でしょう) もう一度内海大橋を通り、海の上の散歩を満喫。
ここを降りたところにあるセブンイレブンでは補給せずそのままPC3の阿伏兎観音へ向かいます。風がちょいときつくなってきた。
▽PC3〜鞆の浦
観光旅館に駐車場を通り過ぎて間近まで自転車を乗り付けて、拝観料100円払って中に入りましょう。
今日も素晴らしい景観にここまでの疲れも吹き飛ぶ心地です(ちょっとうそ)。
さて、クイズの答えは皆さんわかりましたね。ここも軽部神社と同じく安産と産後の肥立ち祈願のおっぱい絵馬が奉納されてます。 阿伏兎観音を後にして少し坂を上がってトンネルを抜けて下るとそこはポニョの街。今日は前回試走時より観光客少なかったです。
そのまま通り過ぎるかというとさにあらず、ここでイベント発生。後ろから パンク〜ゥ という声が響きました。
バス停の前で修理するかつさんとそれを見守る一同。馴れたもの?!なのでサクサクと修理完了。原因は軽いリム打ちみたいでエア漏れは小さいややスローパンクでした。 ついでにということでもないですが、テンションゆるんだところで補給も欲しいなというので近くのファミマで休憩します。
▽福山〜神島
補給が済んだら福山市街地へ向かいますが、しばらくは北向きで南風を受けて快走です。途中からイクマ君を前に出して高速巡航。
福山JFEの横を走り、寺岡醤油の横を過ぎて丘を一つ越えたら岡山県に。
「菜の花祭り」の看板が出てきたら神島の干拓地に出ます。
それ行け!!
と、ギアをトップに入れて下ハン握って(当社比)猛然とアタック!!47km/hまで出たところでアドレナリンは切れて失速すると、横からスパーンとかわされて行きましたよ。140キロ走った後のスプリントでプロツアー気分を味わってもらえたかな(大げさ)。
向い風ではありましたが思ったほどではなく、そこそこのペースで直線を走れました。左手やや離れたところに菜の花がいっぱいなのがちらっと見えたの、先頭の二人は知らないか。
スプリントで疲れたところでコメット製菓。 一同”なんだこんなとこにケーキ屋??”といぶかしげている間にもクルマがちょくちょくやってきて人が途切れることはありません。ここでシュークリームとかエクレアとかをそれぞれ購入、お土産にクッキー買う人もチラホラ。私はいつものようにロールケーキ2種類をお土産です。
コメットを出て神島大橋を渡る時に右手のカブトガニ博物館を見て、そちらへ向かうように海へ降りて海岸沿いに南下します。
▽笠岡〜PC4〜ARIVEE
向い風の南行きが東向きの道に変わると風の抵抗は弱まって、傾いたお日様に照らされる海を見ながらの”サンセットルート”。この時間にここを走ったことはなかったなぁ。
寄島のローソン:PC4にほどなく到着。 ここが最後の補給か、様子を見てもう一回補給を入れるかという感じですね。
そのPC4を出た直後にパンク、今度は異物が刺さったらしいです。和気藹々とパンク修理。
ここから沙美にかけては小さな岬巡りのアップダウンがあります。脚に堪えるだろうと思っていたらそうでもない面々は下りを利用してペースアップ、逃げ集団がまた行ってしまいました。 GPS装備車もいるのでそれは放っておいて、こちらは無理の無いペースで淡々と進みます。水玉ブリッジラインを抜けて連島(ツラジマ)の旧道を走っているところで先頭集団から連絡あり、途中のマルナカで休んでいたそうな。近くだったので「ヤットコ」交差点で待ち合わせ合流し、倉敷市街地へ向かっていきます。 美観地区へ辿り着いた頃はすっかり夜。
倉敷IC口から最後の坂を越えて、サンロード吉備路に戻ったのは20時14分でした(信号で先行した組は同12分)。先に笠岡から到着していた腹ポ家の皆さん、どうも長らくお待たせしました。 ブルベカードをチェックして完走証のチョコメダルを渡し、そしてノザキさんからのプレミアムグッズのお土産もいただいて解散となりました。門野さんは自走であと40キロほどあるとのこと、さすがです。 晩飯にビックリドンキーでハンバーグを食べてたんぱく質を補給してお別れしました。
今回初めて200キロの壁を越えられた人が何人かおられましたけど、いかがでしたでしょうか。 いままではそのきっかけがなかっただけだと思えます。13時間を越える時間がかかってしまいましたが、時間をかければそれだけ走る距離は伸ばせるのがわかっていただけたかなと。 参加された皆様ご苦労様でした。協力いただいた腹ポさん、べりさん(&ヒメポちゃん)、協賛いただいたノザキさん、ありがとうございました。
▼GPS分析編
ではここから恒例のGPSログ解析です。当初11時間くらいで帰ってこられるのではと思っていたのに13時間かかったその訳がここに。
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距離 |
到着 |
出発 |
停滞 |
DEPART |
0km |
- |
7:10 |
- |
check |
7km |
7:29 |
7:35 |
6分 |
PC1 |
24km |
8:18 |
8:32 |
14分 |
赤坂ファミマ |
62km |
10:14 |
10:29 |
15分 |
コモン |
76km |
11:04 |
11:14 |
10分 |
福本渡船 |
77km |
11:25 |
11:34 |
9分 |
タケ |
78km |
11:45 |
12:11 |
26分 |
PC2 |
79km |
12:15 |
12:25 |
10分 |
幸谷峠 |
82km |
12:34 |
12:43 |
10分 |
田島 |
116km |
14:09 |
14:36 |
27分 |
PC3 |
125km |
14:59 |
15:14 |
15分 |
鞆ノ浦パンク |
130km |
15:29 |
15:42 |
13分 |
鞆ノ浦ファミマ |
131km |
15:45 |
16:01 |
16分 |
コメット |
155km |
17:02 |
17:26 |
24分 |
PC4 |
166km |
17:51 |
18:10 |
18分 |
寄島パンク |
166km |
18:12 |
18:22 |
10分 |
ヤットコ |
187km |
19:16 |
19:20 |
3分 |
ARIVEE |
203km |
20:14 |
- |
- |
total |
13時間04分 |
3時間48分 |
休憩時間がやっぱり多かったですね。意図しない”待ち”や”パンク修理”が多くを占めてますが、PCおよびコンビニ休憩がおおよそ15分と結構長くかかりました。このコンビニ休憩を10分に縮めるとそれで全体で30分早くなる計算ですが、コンビニ10分休憩というのは意外と難しく、それをするには買うものを予め想定しておき売り場で迷わないといった無駄な時間を節約する工夫が必要です。 予め組んであった走行プランを基準にして、実際の走行がそれに比べてどうであったか、そのマージンの距離による変化を表したのが下のグラフです。参考までに3/21試走時のデータを比較してみました。
走っている時のペース自体は試走時と大差ありませんし、部分的には勝っているところもあります。 そうして得たアドバンテージを休憩などで放出(^^;;しながら進んでいましたから貯金は増えず、PC4の後ではわずか遅れるくらいまでになってました。もっとも最後はシミュレーションとの差異が小さく予定通りの走行ができたという結果にはなりました。 全体のルートマップはこちらです。