【今日の走行:万々山】
平均:21.2km/h,最高:58.1km/h,距離:140.79km,消費:4473kcal

岡山と姫路から集った8名による小豆島ツアです。実のところ単なるヒルクライム?いやいやそれだけでは済みません...

プロフィールマップ:岡山→土庄港

プロフィールマップ:姫路→福田港

▽岡山港まで
起床5:15、軽くパンを食べて着替えます。パール冬ジャージ+TOPVALU吸汗発熱インナー、UNICLOタイツ+U-Spiritタイツ、厚手の靴下は2月の雪ブルベのPC1サークルKで買った思い出の品(笑)。
グローブは、今日は天気良いし気温もそこそこ上がりそうな予報なので、コーナンの作業用手袋でいいでしょう。メットの下はキャップを被り、朝は防寒の為レインシューズカバーをつけてウィンドブレーカを着て出ます。 中止になった2週間前からママヤマのペダルはSPDに交換してありますので、ロードシューズのSIDIは今日はお休み。

5:53出発。茶屋町から干拓地を抜けて岡南大橋経由のルートを通ります。 笹ヶ瀬川を渡る橋の上から児島湖、夜明け前。

岡山港には7:01に到着。

ここで待ち合わせていた慎さんは見当たらず、昨夜の仕事が忙しかったらしく欠席の模様。 定刻の7:20にフェリーは出港しました。 フェリーから朝の風景を楽しみましょう。いい天気の様です。

70分の船旅を終えて小豆島上陸です。ターミナルでPETアミノバイタルをボトルに詰めてトイレ休憩を済ませて8:44出発しました。

▽待ち合わせの道の駅へ

土庄の定番スポット、二十四の瞳「平和の群像」と世界一の土渕海峡をチェックして時計回りに海岸線を走ります。風は弱く若干追い風、空は晴れたり曇ったり。シューズカバーとウィンドブレーカは既に脱いでいます。


道端に登場するこの看板、明日行なわれる「瀬戸内海タートルフルマラソン」の案内看板です。なので予備日程を本日29日にしてたのはマラソン当日30日を避ける意味もありました。 9:27に道の駅大阪城残石記念公園に到着。

ここで缶コーヒーを飲みつつ姫路〜福田組がやってくるのをしばし待ちます。 と、わりと早くやってきましたよ。

今日のメンバーこれで全員集合。

昨年より30分近く早く9:46に出発、これならお寺は大丈夫、さぁ行きましょう。

▽笠ヶ滝寺
来た道を少し戻って小豆島観音の方へ坂を上って行きます。寒霞渓への道は一旦スルーして少し下って右折して笠ヶ滝寺方面へ。
しかし雨が振って来て、小降りだったのが本降りになってきたので思わず民家のガレージに飛び込み雨宿り。しばし自転車談義に花を咲かせます。横になってますが飲むらさんの今日のバイクはコレ。

TVTです。”テル”が石渡山山岳賞の副賞として貰ったカーボンフレームがこれですかね。 カーボンパイプをラグ(アルミかな)でつないだ細身のシルエットはクロモリフレームの様です。92とありますので1992か1991製だろうとのこと。
・・・そろそろ雨上がってきました。先に参りましょう。

お寺の下の駐車場をスルーして上に上がり、上の駐車場目指して(結構あるなと思いつつ)左手の石段もパスしてコンクリの坂を上るものの、勾配は20%を越えて落ち葉や苔で危ない路面の為降車して押して上がります。おっと歩いているのにコケた人も。”この坂を降りるのもヤバいぞ”ということで途中でバイクを置いて歩いて行く事に方針変更。

すぐ横の階段から本来の石段に戻り、まもなく駐車場のある鐘突き堂へ到着、そこから見える参道は参道には見えなかったらしいです、皆さん。先導して鎖をつかんで登り始めますと”マヂか...”とつぶやきつつ後に続いてきます。”メット被ったまま来て下さい”と最初に云った理由を納得してもらえたかな。

しかし雨で滑って危険度倍増。タダでもクリートで滑りやすいのにねぇ。 ひとまず上がって後続の様子を伺います。

無事に登ってそこから暗い洞窟をくぐっていけば本堂に到着。そこからの景色は爽快。

登りより下りる方が気を使いますね。雨も途中でまた降ってきたので休憩所の軒先でしばらく待ってからやっと下まで降りられました。

今度はしかし自転車を持って滑る20%の下り道を押します。下りを押すなんて普通ないはず(笑)。 コケることなくアスファルトの道まで戻って一安心、と向こうからやってくるのはロバ?

ともかくこれで第一関門突破。先ほど通り過ぎた小豆島スカイラインへの三叉路へ戻ります。

▽銚子渓〜四方指
これから皆さんお待ちかねの坂の時間です。まずは銚子渓までの”軽い”坂をお楽しみ下さい。MAXで10%ほどの坂でした。

ヘアピンコーナーの絶景ポイントを過ぎたところでサル登場、道路を横断します。きよしさん追い回しちゃダメだってば。

そして勾配18%の看板に歓声が上がりますが、すぐに銚子渓駐車場ですからそれは後のお楽しみ。

ところがまたまた本降りの雨。駐車場売店でゆっくりと雨宿りするハメに。(11:16〜27)
暖房エアコンの前にたむろして濡れたウエアを乾かしながら、その間にマルキンの醤油せんべいを買ってここからの坂に備えてその場でポリポリ補給する人も。
でも今日の雨は長続きしないのが不幸中の幸いか、ここでも待っているうちにやんできましたので出発です。

さぁここから四方指(しほうざし)の交差点まで思いっきり登って下さいですよ。目の前の坂もさっきパルサーだったか、セダンが登っていく時に前輪ホイールスピンさせながら上がっていってました。
とりあえず最初はダンシングかけてぐいぐいぐいっとスタートの15%級の坂を突破、10%を切るところでフロントをインナーに落としここから先は30x21で登ります。
振り返って撮影できるのも序盤だけ。小豆島名物、待避所が反対車線の向こうに見えてます。クルマのブレーキが利かなくなった時に突っ込んで停まるところ。何箇所かあります。

この後15%を越えて17%から瞬間最大18%の勾配を観測します。
この小豆島スカイラインは15%級の坂と10%弱の坂が交互につながる坂で、勾配のきついところをいかに我慢して乗り切るかがポイント。いや乗り切らなくて押すのも選択の一つです。勾配が緩い部分ですばやく水分補給しつつ、15%級はケイデンス40台で漕いでいきます。それならばファイナルの30-25に落とした方が速かったけど、一枚ギアを残して上がる方を選択(^^;; 昨年はシラスだったのでもちろん今年の方が楽に上がれている筈です。

広い駐車スペースがあるここらは勾配が5%くらいと緩くなり一息つけますが、休み切らないうちにこの先すぐの坂がまた15%ちょい越えくらいありました。

GPS画面を見ながらあと少しでゴールというところから加速しようと試みますがすぐにダウン、とろとろとゴール地点にたどり着きました。
トップは案の定takotako25さん。続いて皆さん到着〜。

それでも昨年シラスで登った時より6分も速く登れたのはサスガ万々山というところ。

▽四方指〜寒霞渓
全員揃ったら四方指展望台へ向かいましょう。 展望台は石段の上にあるんですが、なぜか自転車を担いで上がる面々。 青空の向こうには虹が。

草壁方面を見下ろすと、こちらも絶景。

ここが本日の最高地点でした。 では続いて寒霞渓に移動。こちらはすごい人出でバイク置き場はほぼ満車、ロードも数台停めてありました。ロープウエイは長蛇の列、ゴンドラからの紅葉風景はさぞ素晴らしいでしょう。

雨は上がってますが寒いのでオリーブソフトは見送り、蒸し饅頭をいただきま〜す。

それではここから再びウィンドブレーカを着て麓の草壁まで下ります。
星ヶ城山登山口までじわっと登った後下り始めると、さっき追い越していった観光バスに先頭が追い付きますが、寒いのであえてかわさず後ろをついて行ってます。 下へ降りるにしたがって路面はドライに変わってきました。やっぱり上の方だけ降っていたのか。

降りるにしたがって気温も高くなっているのが感じられ寒さが和らぎほっとしますね。

▽お昼は大阪屋
下まで降りたら坂手方面へ向かいお昼にします。昨年同様に大阪屋、入口にタチウオの干物がぶら下がってます。1時半過ぎだったので席は余裕で空いてました。座敷に上がってテーブル2つを8人で囲みます。

サイドメニューにちびっ子ワタリガニ唐揚げを頼み、バリバリといただきます。

メインはジャンボえび丼。”自信のある方だけ挑戦してください”とかメニューに書いてありますよ。

大きさがわかりやすい様に隣の子供さんの手を写し込んで(x_x) ☆\( ̄か ̄*)バシッ! ポプラのチキンカツやらくろかわのカツ丼(並)よりは難易度低いですが、なかなかかなり相当キツイ。 いちおうなんとか完食、ぐふぅ〜〜。ジャンボかつ丼にしなくてよかった。

食事が終わった時点で昨年ここに来た時間と同じくらい。ではちょっと予定を外して一般観光スポットの岬の分教場にでも行ってみましょう。

▽岬の分教場
小さな半島を回る緩いアップダウンもお腹にこたえる〜。5kmちょっと15分ばかり走ると分教場に到着です。

小学校を木造校舎で過ごした年代の面々はそれぞれに郷愁に浸っております。 向かいの売店に入っていたらまた雨。但し小雨がパラっときてすぐやみました。では移動しましょうか。 追い風になったり向い風になったりしながら来た道を折返します。

▽生そうめん、なかぶ庵
目指すは生そうめんのお店なのですが、なかなか見当たらなくて右往左往。

ここのスタンドで道を聞いてやっと判明。そういえばこのスタンド、昨年コ○ッソさんがパンクして遅れていたのを待っていたポイントでした。このルートはすんなり通過できないってことで、ある意味予定通り(笑)。 「なかぶ庵」はR436からちょっと路地を入ったところにあります。

生そうめんの説明を聞いたり、オリーブ新漬けの試食をしたり、温かいお茶をサービスしてもらったりとなかなかに面白いスポットでした。お土産に買った生そうめんは翌日戴きましたが、普通の乾麺そうめんとは太さ以外は違う麺の様なつるつるもっちりで大変おいしゅうございました。
オリーブ新漬けは、他のものとは違って塩分が薄くてそのまま食べやすい味です。

▽帰路
16:14とそろそろフェリーの時刻が気になりますので、近所のヤマロク醤油は今回は見送り。R436に出たところで姫路組の皆さんと反対方向へ別れます。ここから先平地ないけど気をつけて爆走してね〜(^^)/

土庄へ向かうこちらはしばらく平坦です。が、向い風でスピードは出せません。GPSでナビさせると15キロほどなので、17:30のフェリーに乗れます。
岬の分教場のある半島を向こうに見つつ、オリーブ園の手前鬼ヶ崎にて。

緩い丘を3つほど越えて土庄港到着は17時過ぎ。観光センターで肥田コーヒー牛乳を買ってターミナルにトイレ休憩に寄りますと、明日のタートルフルマラソンの受付をやっていました。

日の暮れた土庄港を離れるフェリー。今年もなんか寒かったねぇ。

船内は大勢の人でごった返していました。自転車は、しかし見当たらなかった様です<暗くなる前に帰ってる。
ソファでうつらうつらしながら岡山港まで戻り、行きと違い一旦旧2号まで北上してから西に進むルートにしました。途中で晩飯を食べる為です。但し”今晩はご飯要らない”感じなのでラーメン、ももたれそうだしうどんかなぁ。

>昨年はこの帰り道にショップに寄って今乗っているカレラのフレームを注文してきたのでした。それからほぼ一年ですねぇ。(今日はショップには寄りませんでした)

・・・としみじみ走っていると野田の辺りで後ろで”ヂャーッ”っとカンパ系のフリー音がしたと思ったらスパンッとロードに抜かれました。”ちょっと牽いてもらおうか”とパチッとスイッチONしてシフトアップ、喰らい憑いて走ろうとしますがペース速い!バックライト点灯させているGPSの速度表示を見ると37キロを越えてます。ありゃー!こりゃまたキビしいな、サーキット走行レベルではないですか。
交差点の信号で停車したのでちょっとご挨拶。赤黒BMCのその人はジテツウの方でした。どうりでクルマの多いこの道も走り馴れているわけだ。しばらく後ろに憑かせてもらいますが、撫川の手前で離れて信号で追い付いたところで再びちぎれてさようなら。 帰り道でいい運動をさせていただきました。

既にお目当ての「とも作」は閉まっていたので家の近所の「あつた屋」でぶっとろ。暑いので冷たいのをオーダー(笑)。

つるんといただきました。店を出ると、ひえびえ寒い(笑)。
20:24帰宅。しっかり汚れたバイク、ひとまずシートポスト外して水抜きしておきました。

▼本日のルート