【今日の走行:万々山】
平均:20.9km/h,最高:53.2km/h,距離:36.51km,
登坂時のみ[平均心拍:164,最高心拍:184,消費:347kcal]

今日はお昼までの持ち時間です。
懸案だった鬼ノ城へ上がってきました。
そもそもロードを組む時、ここを登れるギア比を想定してフロントトリプルを選択したといっても過言ではありません。だったらそれを確認するためにも登らなければ。ポジションも装備もぼちぼち固まってきましたから、そろそろ挑戦!道が狭いので人も車も来ないこの時期は走りやすいのです。

冬ジャージにCW-Xタイツ&防寒ロングタイツの正装にウィンドブレーカ、ボトル1本、メットのインナーキャップはなしで出発です。バックポケットにデジカメXactiを入れてたのですがSDカードを忘れて画像はなし。Caplioだったらこういう時でも内蔵メモリに数枚の撮影はできたのですが。なので画像は前回のを使い回しでご参考まで。

いつものように倉敷ICから国分寺を右手に見てサンロード吉備路を過ぎたらR180を横切ります。
鬼ノ城まであと4.6kmの案内板の前で一旦停止、ウィンドブレーカを脱いで心拍計をONにしてさぁスタート。

071118kinojo1 ここから計測

砂川公園を過ぎてあと3.1kmの標識から坂の始まり。まず池のところまで広い舗装路の坂を上がりつつ、ハンドルポジションをどこにしたらいいかと試行錯誤。下ハン握るときは手前のフラット部分を握るのが良さそうかと。登坂時の手のポジション、ダンシングの腕のチカラ加減などがまだ身に付いていないんです。 あと2kmのところから激坂の始まり。

071118kinojo3 ここから先が本番

が、まだところどころ勾配が緩くなる場所もあるのでギアをもう1枚残していけてます。つまりここまではF30-R23、これならコンパクドドライブのF34-R27で大丈夫な計算です。
あと1500mを過ぎたら鬼坂に。ここで今まで入れていなかったF30-R25のファイナルギアに落とします。下ハン握ってダンシングで時速5〜6キロ、シッティングで3.5キロの世界です。下ハン持ってればハンドルが浮く事はないのでぐいぐいと腕で引きつけながら登れるのは、ポジションの高いフラットバーでは浮いてしまってできなかったこと。もっとも前傾が深いので呼吸は苦しいからそれだけを思えば体を起こしたいところ。
途中グレーチングのフタを越えますがそこは一瞬後輪スリップして停滞させられてドキッ。次のグレーチングを越えるときは少しだけスピードアップして勢い?をつけてスリップしても前へ出る様にします。

あと1000mの看板を過ぎていよいよ佳境に。

071118kinojo5 本日の山場

凍結防止材をばら撒いているところがあり、そこは速度をさらに殺して慎重によけて通ります。既に汗はダラダラボタボタ、ケイデンス30台で一漕ぎ一漕ぎペダルを踏み付けていくだけ。ふくらはぎに感覚が集まってくる(=痙攣の予兆)と引き足も意識して他の筋肉を使うようにしながら。この時は心拍180をおそらく越えてますが、それでも目一杯の紙一重手前で行ってる感じは今までとは違いました。これまでのようにダンシングしすぎて腰が痛くなる事もなかったです、そういえば。

やがて民家が見えてくるとほぼゴールしたようなもの。鬼坂を上がり切ったところで軽トラとすれ違いましたら、運転していたおじいちゃん目を丸くしてました。
雪の残る棚田を横目にしばし休憩走りの緩坂をギアを2つ上げて(F30-R21)登り、あと500mを過ぎて最後の坂をギアを一つ下げて(F30-R23)そのまま鬼ノ城入り口まで。

このギアで上がれた、というのが今日の一番の収穫です。トリプルにしといて大正解でした。
ギア比ではシラスのF26-R23=1.13より高いF30-R25=1.2になっているので不安もあったのですが、そこは車体のアドバンテージがカバーしてくれたということでしょう。もしコンパクトドライブのF34だったらR29なら大丈夫、つまりカンパニョーロならいけます。シマノのR27だとたぶん無理、いける感じがしません。

080202prf0711

所要時間は26分、シラスで上がった時より3分の短縮です。ちなみに体重は前回より0.8kg重かった。


下りは路面が濡れているところも多く、先の路面凍結材もあったりで20km/h以下に抑えて降りなければなりませんで緊張しました。 砂川公園に降りて来て自販機で温かい缶ココアを買って飲んでひといき。 帰り道におはようナームへ寄っておやつパンを買って帰ってちょうど3時間でした。