【今日の走行】平均:21.3km/h,最高:60.3km/h,距離:178.0km,
消費:6456kcal
小豆島での平均心拍数:144,最高心拍数:181

起床5:15頃、出発は5:48でした。起きれたら行こうかと思ってましたが、GPSにはルート設定を仕込んであったりしてます。週末は小僧の部活が朝早いことが多く、それでドタバタやっているのでこちらも目を覚ましてしまうから、そのタイミングを利用して出かけようというハラでした。 ウェアは長袖ジャージ+CW-Xタイツ&膝丈ズボン(いつものようにレーパンなし)、ウィンドブレーカはウェストバッグの中に入れて持って行きました。ボトルはノーマルのを一つだけ、補給食にアミノバイタルゼリーを一つ。 フェリーの出航は7:20なのでそれに間に合わせる時間の出発です。

▽新岡山港
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ルートは2号線を外し、干拓地を抜けて岡南大橋を渡っていきました。暗い内はeTrex VentureCxのバックライトを点灯させていきます。ライトは常設のLEDライトに加えハロゲンライトを追加/点灯させて走りました。 日の出時刻を過ぎるとeTrex VentureCxのカラーパターンが日中モードに変わり、同時にバックライトは消灯します<結構かしこい。が、明るくなっても霧が出ていたのでライトはしばらく点灯のまま走ります。途中コンビニに寄って、アミノバイタル500mlとドーナツ&おにぎりを買いました。

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新岡山港到着は7:10、十分間に合ってますがあまり余裕がなかったですね。 定刻より2分遅れて出航、さすがに外=デッキに出てると寒いのであります。自転車は4台乗船してました。船室で先ほど買ったおにぎりを食べておきます。70分の船旅を。

▽寒霞渓
今回の目的は二つ、小豆島(だいたい)一周と寒霞渓登頂です。土庄港を出て時計回りに進む様にまずは左折。ほどなく世界一の海峡に(^^;;

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ここから間もなく坂道に。登ったと思ったらすぐ下りて、そしてまた登りまた下り。 小さな港を幾つか通り過ぎながら道の駅へ。秀吉がつくった大阪城の城壁の石の多くがここから運び出されたそうです。資料館も併設されていてなかなか勉強になるところではあります。今日はそれは見学せず(前に来たことはあります)、買ってあったドーナツを食べてボトルのお茶を飲み干して、坂に備えてアミノバイタルに詰め替えます。

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そこからまもなく大部港に出ますが、そこの三叉路を右折していよいよ寒霞渓への登りに入ります! ウワサでは18%もの勾配があるとのこと、少しだけ余裕を残すつもりで慌てずじっくり漕ぎ上がります。つづら折を曲がる度、眼下の大部港が小さくなっていきます。そのうち霧が濃くなって下が見えなくなると、勾配が緩くなってきました。 別のルートから上がってくる道との交差点:寒霞渓まであと500m地点に来ると駐車場まで上がる坂でまた勾配がきつくなりましたが、そこは余力を使って駐車場まで到達です。結局ここまで18%の坂はなく、途中足を着くことなくギアもインナーローを一枚残して上がり切ることができました。およそ50分の修行でした(笑)。

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自転車置き場がないのでしかたなくバイク置き場に駐輪し(笑)、トイレ休憩の後ロング肉まんとオリーブソフトで補給し、先を急ぎます。

▽降下〜アップダウンの海岸線
寒霞渓を出てしばらくまた上り、本日の最高地点700mまで到達したら、一気に下ります。 但しちょっとルートを外れて吉田ダムの方へ向かいます。 降りがけに一旦前に出たカローラだったかにすぐに追い付いて”思う様に下れないナー”と思ったら道を譲ってくれました(^^ゞ そこからはヒラヒラと...とはいかず余分めにブレーキかけながらのダウンヒルでした。汗をかいた体が冷えるかと思いましたが、太陽が出て来て気温上がってきたのでその心配は無用でした。

061104yoshidaまっすぐ降りたら福田港へ行くところ、左に逸れて吉田ダムに向かいます。こんなところに結構なダムがあるのですね〜。わりと新しいみたいで、一部公園は整備中でした。 そのダムの上に設けられた通路の突き当たりにこんなものが。 よくわかりませんが、なんか巨大な像です。はっきり云って、この道はクルマもほとんど通ってないので誰も見ない・知らないんじゃないかな?税金の無駄遣いっぽい感じ。

そんなダムから下りて再び海へ出ます。 海岸沿いの道の右手、このあたりは採石場で山肌が削られてまして景観的にはNGです。そのかわり車の通行が少なくて自転車には走りやすい道。

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次の港が福田港、ここは少し大きい港でフェリーの発着があります。姫路から乗るとここに着くんですよ。 12時前なのでここらの食堂でお昼にするテもあったのですが、補給が利いているのでそのまま先へ向かいます。ここからもアップダウンがありますが、その距離が長くなります。

その一つを上がったところにある南風台、目の前に城ケ島が見えます。ここは以前は展望ハウスがあったのですが、すっかりなくなって更地の駐車スペースになってました。ここにある民宿には何度か泊まったことがあります。
更に下りて上がってを繰り返し、まっすぐ坂手に降りずに半島の先の大角鼻を通るルートを行きます<細かく一周。さすがにこういうところはほとんど平坦路なしで上がるか下がるかだけ。道が狭く路面も荒れていて、何より細かいカーブの連続なので、下りもそうそうスピード出せません。でもほとんど貸切り状態の道ですから気分は上々。

坂手方面に下りて来たら、岬の分教場と二十四の瞳映画村方面へ向かいます。そこは久々の海岸沿いの平坦路で気持ち良くペダルを漕ぎます。さすがに小豆島きっての観光地だけあって大勢の人で賑わってました(この辺でお昼をと考えていましたが人が多かったのでパス)。とりあえず来たぞという証拠写真だけ撮影して、中には入りません(^^;;

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ここは半島をぐるっと回る道がどうも怪しいので、冒険せず来た道をそのまま引き返します。

▽土庄まで
また坂手に戻ってそこからは国道沿いに回るルートです。その前に内海のマルナカに寄り、ほとんどなくなっていたボトルの中身を500mlアミノバリューに替えました。今日はスポーツ飲料系が良さそうですから。 その近くのつくだに屋さんでお土産を買い、しばらく平坦路を巡航します。オリーブ園を過ぎたらまたまた半島コース。最初は景色も良くて

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花寿波島(はなすわじま)を眺めたりしながらスイスイでした。 ここを過ぎたところで、持って来てたアミノバイタルゼリーを食べたら効き目を発揮する前に坂道、釈迦ケ鼻を目指す今度は距離も長くて一部は勾配のキツい坂があってかなり堪えたルートでした。

ぐるっと回って済んだらちょうど道の駅、休憩がてら遅い昼食でそうめんを。 そこから土庄は近いのですが、ここからまたまたまた最後の半島巡りがあります。鹿島とヘルシービーチの海水浴場を抜けて戸形崎を回る道、そろそろ時間を気にしはじめる頃、十分間に合いそうだなと思ったらまた上りに出くわし、最後の下りをこなして土庄港に着いたのが16:15でした。出航の16:30には十分間に合いましたネ。
最後に平和の群像前で。

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▽OLYMPIA DREAM
帰りの船は新造船「おりんぴあ どりーむ」です。最新設備の”足湯”があるのです!やったー。 これはもう自転車海苔の為にあるとしか思えません。早速出航前からざんぶり足をつけて、気分はすっかりリラックマ。 排気煙突のそばにあるのでウルサイ場所なのですが、おそらくその排気熱の利用なんでしょうね。

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ぬるめのお湯に20分ほど入っていたらすっかり足先の疲れが取れました。外はもう肌寒くなっているのですが、足下が温かいので寒くないのもいいです。 西の空はそろそろ日没の時間が

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ベンチに座って日没まで見届けて暗くなって来たら17:40新岡山港到着です。ちなみにフェリーの航路はこちら。

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フェリーを降りたらライトを二つ点け、メットの尾灯も点滅させて、帰路に着きました。帰着はちょうど19時。

 

▼食べ物編 寒霞渓のオリーブソフト300円とつくだに屋さんのつくだにソフト250円。

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道の駅、小豆島ふるさと村のそうめん480円。

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▽本日の走行データ
小豆島走行ルート:

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小豆島高低差

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700m登坂は過去最高になります。このルートでなく土庄から小豆島中央部を寒霞渓に向かうルートに18%勾配があるらしく、うっかりそこを通り損ねました(爆)。 とにかく平坦路が少なく、フロントギアはインナーとアウターばっかり使っていた様な感覚でした。最後の一枚インナー・ローは結局使わず。 紅葉はまだでしたが、景色の良さはどこを取っても素晴らしく、海と山を一度に味わえる手強くも楽しいルートでした。