Villaines-la-Juhel | ヴィレンヌ・ラ・ジュエル | 1009km |
Mortagne-au-Perche | モルターニュ・オ・ペルシュ | 1090km |
Dreux | ドルー | 1165km |
Saint-Quentin-en-Yvelines | サンカンタン・アン・イブリーヌ | 1230km |
町へ入るとこの時間でも応援してくれる人が結構いる。
19:28
塀の上に腰掛けて応援してくれている人。
19:29
ここまで畑といえばトウモロコシがほとんど、もう季節が済んで見られないと思っていたひまわりがここにはあった!盛りは過ぎているが少しだけ咲いている。夕暮れの逆光で写りがイマイチだけどこれがフランスのひまわり、ツール・ド・フランスの象徴の黄色。
のんびりと草を食む牛。どこまでが牧場なのだろうか。
19:37
見渡す限りの平原、太陽は背中の方にいるはず。
19:49
ここでは干し草を壁の様に積み上げてある。何かのオブジェかな?
(photo by 水色KLEIN)
そしてこちらはなんと干し草のトラクター!高さ5mくらいある大きなもの。もしかしてPBP向けに作られたのだろうか??
町中で普通に犬の散歩をしている人。夕暮れ時に散歩するのはどこも共通なのだろう。
20:19
雲の間から夕日がシャワーの様に降り注いでいる。横に見えているのだから南へ向かっていることがわかる。
坂の上の交差点前だったか、オフィシャルカーが停まっていて参加者に何か話しかけていた。どうやらもう暗いからライトを点灯しなさいということらしい。
こちらも後尾灯を点灯し、フロントライトも半点灯させてから再スタートした。
間もなく日が暮れた。ナイトランに入る。電池が新しいライトは両方フル点灯で大丈夫だ。
特に眠気に邪魔されることなく淡々と進む。
次のPCまではまだまだなので途中補給ができれば欲しいな、と思っていたら灯りが見えて大勢の人がいるのが見えた。こっちこっちと誘導している様な人もいるので素直に従ってみた。
小さなスーパーが店を開けてくれているようだ。ざっと見たところで20人くらいのランドヌールが停まっている。
21:40
さて何にしようか。温かいコーヒーは欲しいな。
21:46
コーヒーと合わせて4ユーロだったか。
食パンに野菜やハムをはさんだ三角サンドイッチ、やっぱりパンが異様にパサついてまずい。
店に売っている密閉パッケージのものじゃなくってもやっぱりこの手の三角サンドイッチはフランスではダメなんだとわかった。バゲットか、クロワッサンやパンオショコラでないと。
さっさと食べ終わって再び店内に入り『とわれっと、しるぶぷれ。』 『Oui,Monsieur』と快く案内してくれたトイレは...
21:53
変形の部屋で掃除は行き届いている様子できれいなんだけど、フタが脇に転がっていて便座はあるけど付け根が外れてしまっていて使っている形跡がないもの。
しょうがないのでエア便座(中腰)で用を足す。さすがにこれは足にきたが贅沢も言ってられない。
えーっとペーパーは?
トイレットペーパーは掃除用ブラシの柄に差してある。そもそもペーパーホルダーも壁にない!
21:54
ともかくもすっきりして外に出る。
子供達も結構大勢いたようだ。自転車に跨がり
『おゔわ〜(Au revoir)』
賑やかなその店の前を手を振りつつ出発した。(21:39-21:55)
真夜中、眠気は今のところ治まっているから走行ペースは悪くない。
補給を終えて腹もこなれたし、PCまで一気にいくか。よし、ペースアップ。
緩やかなアップダウンは登っているのか下っているのか風向きも相俟ってどっちかわからないことがある。ええいそんなのどっちでもええわ、イけるだけイったれ!と下ハン持ってバイクを振って進む。今は走れるから走れるうちに走れるだけ進んでやろう。
下りで加速してその勢いを保って登り返しをぐんぐん進むのはRapid-Rの真骨頂。
この時間帯は全体的に周囲のペースが落ちている様で登りだろうが下りだろうがどんどん抜いて行く。ロキソニンが効いて膝の鈍い痛みは完全に引っ込んだ。
GPSの速度表示は30km/hをキープしている。
我ながらいい加減なペース配分にあきれる。このペースなら日中ちぎれることもなかったろうに。もっともこれはロキソニンの痛み止め効果が発揮されているからこそのこと。
(連続服用で効き目が薄れるのを恐れて終盤に来るまで使わないでいた。)
暗いのに眠気が来ないのも不思議なものだな。
額の汗を拭いてハァハァと荒い息づかいでアウターギアで漕ぎまくる。心拍が上がったのを意識するのも久しぶりだ。ちょっとトイレに行きたくなってきたが急を要するほどでもないしあと15キロほどだからこのまま行ってしまえ。
途中に私設エイドがあって停まっているランドヌールも多いけどとにかく先へ進む。今は走れているのでそれを最優先だ。
(photo by patella)
そうしてモルターニュ・オー・ペルシュに到着、往路は単なる補給ポイントだったが復路はPCになっていてチェックが必要となっている。まずはトイレへ直行し、それからコントロールへ。
ランドヌールにはお馴染みのこの古い絵のレプリカは、PBPがレースとして開催された1891年の勝者シャルル=テロン氏が掲載されたプチ・ジュルナルの紙面。
そんな120年前から続いている歴史と伝統の大きな流れの中のほんの小さな一人として、ここでチェックを受ける。
そしてレストランへ行く。半ば仮眠所状態みたいなそこはテーブルに突っ伏している人や壁際に寝転がっている人がたくさん。
ライスがあったのでそれにしてみた。インディカ米のバターライスなら茹で過ぎパスタよりずっとマシ。
飲み物を何にしようか迷っていたら、ここのおじさんが『アップルシードル、サイダー(おすすめ!)』みたいにいうので、炭酸は欲しかったからコーラじゃなくてそれを一本取ってみた。
テーブルに座る。前に座っているの人は日本人、あとでわかったけどAJのスタッフもしているtake0204さんだった。
スマホをちくちく操作しているのでツィートしているらしい。(というのをこっちもケータイでチェックしてたりする)
ミートソース&ライスをおいしく食べたあとでアップルシードルを一口くっと飲んだのだが...
しまった
アルコールだ。
炭酸には違いないが、よく見るとラベルに4.8%とある。サイダーじゃない...スパークリングワインか。
元来アルコールにはてんで弱く、アルコール飲んだら青くなって眠れないタイプ。『オレの酒が飲めないのか』と言われても『飲めません』とキッパリ断る会社勤めに向かないタイプ。
1分も経たずにアルコールのせいで心拍上昇、バクバクしてきた。カラダもしびれる様な感覚。
30分くらいテーブルに突っ伏していたが眠れはしないしあまり回復したようにもない。しかたない、むしろ少しでも進む方がいいかととヨロヨロと出発する。(8/24 23:32-8/25 1:05)
走り出してもやはりだめだ、力が入らない。シフト操作さえもうっとうしい。頭もボウっとしている。
街灯の近くに道端の段差が一段高くなっている場所があり、高さと幅が50cmくらいある塀を見つけてそこに自転車をたてかけて塀の上に横になる。走り始めて30分も経たない内にダウン。
目を瞑る。シャーッ、シャーッというホイール音が時折響く。
危ない、と思ったのか何かしら声をかけていく人もいた。車道からは段差があるのでそのまま立てかけてある自転車にぶつかることはない。
しばらくして起き上がった。毎度のようにあまり時間は経っていないような気がしたが意識を失って眠れたかどうかわからない、ということは眠れたのかもしれない。
カラダの痺れ感はほぼなくなっていた。やっとアルコールが抜けたのか、普通の疲れに戻った様だ。(1:34-2:00)
街灯の中を通り過ぎるランドヌールの群れの中に戻って行く。
3:05
さっきほどではないが走りは復活した。といっても20km/hをキープしている程度か。
町に入ると建物に灯りがあるのでほっとする。止まってウエアを直している人や座り込んで寝ている人も灯りのあるところで見かける。誰もが疲れているし眠たい。
4:11
1時間半ほどは走れたがやはり真夜中、そう長くは持たない。
今度はまた本来の?眠気が戻ってきてスピードが落ちる。時刻的にも2時から4時というのはいつのブルベでも眠い時だがここまできてその時刻の意味があるかどうかは怪しい。
”あ〜休みたいな〜”
眠気だけでなく気力も弱っているのがわかる。こういう時は無理せず休んで行こう、時間は十分ある。
ちょうど腰くらいの高さまでかさ上げされた広場があるところに出た。その境目のコンクリの壁は幅がさっきと同じ50cmくらいあってちょうどいい。そこに寝転んで星空を眺めつつ一休み。
しばらく休んで起き上がる。
通り過ぎるランドヌール
走り行くランドヌールをぼーっと眺めたり写真撮ったり。あ〜皆元気に走ってるなぁ、と他人事の様に走り去るヘッドライトの光を眺めている。
メットの横にむらすずめ
思い出したようにフロントバッグの中からむらすずめを取り出した。あんこはすぐエネルギーになるはずだ。いいものを持って来た。フフフ、フランスにきてこんなところでむらすずめ食べる奴はいるまい。
その懐かしい甘さに一人でニヤリ。
あ、あれはinainaさんだ、おーい!
声をかけると停まってくれた。やぁ、コース上ではやっと会えましたね、むらすずめでもお一つどうぞ。
”あと(ドルーまで)どれくらいかな?”
”25キロほど、1時間半、まではかからないか。”
ここBrezolles(ブレゾル)から先は一緒に走ることにした。inainaさんもかなり眠たそうなのでその方がいいみたい。(4:12-4:33)
この辺りは往路とは違う場所だ。
アップダウンが影を潜め平坦な道が続く。但し舗装が非常に荒れていて振動が激しい道路だ。
クルマの通る跡の比較的路面がマシな部分を選んで25km/hくらいで走る。この速度でもたまに出会うランドヌールを追い越せるくらい、他の人はこの悪路に苦戦している様子。
そういえばスタート地点ではハンドルにやたら分厚いウレタンを巻いていた人もいたな、ここの区間のための対策だったかもしれない。
こちらは手組ホイールにコンチネンタルのGP4seasonの組み合わせが奏功して振動に閉口するまでもなく、トラクションもちゃんとかかってうまく走れている。inainaさんも手組ホイールにタイヤも同じGP4season(但し25c)だから、後で聞いてもさほど苦労しなかったよとのこと。そもそもGP4seasonがいいと聞いたのはinainaさんからなのだ。
互いに疲労はたまっているからそう喋りながら走るわけでもないけど、一緒に走っているとやっぱり安心。昨年の名古屋400の後半一緒に走ったことを思い出す。
ペースは25km/h前後と急ぐわけでもないがこの調子なら時間も稼げる。次のPCのDREUXまで、それなりに時間はかかっているのだけれどもあっさり辿り着いた印象が強い。inainaさんを捕まえて大正解(笑)。
DREUXのレストラン(photo by 水色KLEIN)
ちょうど日本人グループのテーブルがあったのでその端に座る。ここまで辿り着いたから皆安堵の表情だ。話を聞きながらゆっくりと食べる。食べ終わってもしばらく椅子に座ってのんびり。
inainaさんはまだ眠たいから仮眠していくというのでここでお別れ、ゴールで会いましょう。
出がけに食事していた腹ポさん達に会ったので一言先に行くと告げていく。途中さんざん待ってもらった上でここで先に行くのはなんともバツが悪かったが。
すっかり夜は開けて朝のひんやりした空気の中、最後のライドに出発した。
PCの出入口より、7:32
その登りが苦手そうなタンデムを交わして先に進む。
7:34
郊外に出ると再び平原が広がる。
途端にさみしくなってきた。あと60キロあまり、時間は5時間あるから完走は間違いない。
それよりも、もうあとそれだけでPBPが終わってしまうことが急にさみしくなってきた。
7:58
名残を惜しむ様に道端の雑草さえ憶えておきたい、そんな気持ちに。
7:58
この道を通ることはもうないのだ。忘れない様にしっかり目に焼きつけておかなくては。時間が過ぎるのがもったいない。
道端の雑草
広野
途中停まり停まり景色を眺め、空気をしっかり吸って、そして18km/h以下でゆっくりと走る。今は走れないのじゃなくて走らない。同じようにゆっくり走っている人もいれば普通にサァーっと通り越していく人もいる。
ラウンドアバウト(ロータリー)だってもう馴れたもんだ。止まらなくていい交差点のこのシステムは素晴らしい。スーッと弧を描いて気持ちよく走り抜ける。
8:44
小さな町に入ってくると、朝から出てきている人も少なくない。
『Bon Courage(ガンバレ)!』
沿道から応援の声がかかる。
『めるしー』
と手を振って応える。もうこれもあとわずかだ。
『Japone〜?』
『うぃ〜!、めるし〜、アリガトウ』
『ARIGATO!』
日本人?と訊かれてとっさに出たアリガトウが通じた!単におうむ返しに繰り返しただけかもしれないけど。
いや通じたに違いない。
そうだ自分は日本人。馴れない『めるしー』よりは『アリガトウ』の方が気持ちがこもる。そしてそれは確かに相手に届く、それが今わかった。
『アリガトウ』でいい、そうか、そうだな。
走りながら考えてみた。
今この時の様に、特に長いブルベではゴール間近になると終わってしまうのが惜しいと感じることがある。ゴールして【しまう】と満足感と喪失感が同居するような感覚になるのはなぜだろう。
大前提としては完走が目標一番、それは揺るがない。では完走だけを目的に走っているのだろうか?いやそれだけでもなさそうだ。結果が目的だけでなく経過も目的、走っているその時その時も大切なはず。終わるのが惜しいと思えるということは、その過程をうまくこなせていて楽しめているからそれで終わるのが惜しいのではないか。ということは、惜しいと思えること、それは成功の証なのではないか。
そうか!終わるのが惜しい、さみしいというのはそれでこそいいことなんだ。それでいいんだ、わかった。
ブルベの一面を自分なりに理解することができた。なれば残り少ないこの道を思いっきり楽しもうと足に力が戻ってくる。しっかりペダルを踏み込んで走りきろう。
今度はスピードを上げて体を通り抜ける風を感じて。
『おはようございまーす』
日本人を見かけて追い越し様に声をかけた。いつものブルベのように。
9:40
日が高く昇ってくるにしたがって青空が広がってきた。今日もいい天気になりそう。
着ていた反射ベストを脱いでフロントバッグにしまう。それはゴールへ向かう正装の儀式。
9:50
この並木はスタートして間もない頃に見た並木だろうか。
そうだったら本当にあと少しだ。
10:09
前を走るアメリカ人二人連れの一人、真っ青なジャージはシアトルチームだろうか、バックポケットに何か差してある。
『Is this WINE?』
『Oh yes! Apple cider!』
(ああ、それなら知ってるよ)
10:23
すると走りながら一口くいっと飲んでしまった。そしてもう一人にそのボトルを渡してそいつも。
飲酒運転の現場確保!いいのか?
ツール・ド・フランス最終日にマイヨジョーヌがシャンパンを飲んでいる、そういうつもりなんだろう。
そのもう一人の方はサドルバッグに何か人形のぬいぐるみをぶら下げてもいた。泥よけにも同じキャラのシール貼ってある。
汚れ具合が1200kmの道のりを物語る。それにしてもこの人さっきから立ちっぱなし、ははぁ〜さてはお尻が痛くて座れないんだな、お疲れさま。
あと10kmの看板がある。ああ、もう終わってしまう。
ここに来て地平線の見える広大な景色は終わっていた。
あと10km、10:25
木立の中を進みやがて建物が連なる道に出て来た。いよいよサンカンタンに戻ってきたらしい。
10:33
市街地に入りクルマも増えてくる。交差点の信号で停車する。
前を走っていた赤白デンマークジャージのランドヌールは信号で先行していったので一人旅でゴールを迎えることになりそう。
見覚えのある建物が目に入った。あれだ。
もうすぐ
誘導に従って曲がって行く。鈴なりになった観客の声援、たくさんの『Bravo!』を浴びて進む。凄いっ!ボクハヒーローナノカ?
ゴールへ
パンフレットの絵の前、記念撮影ポイントを右へ。
ゴールの観客の中にカメラを向けている埼玉ジャージの人を発見して停まってポーズ。おや?向こうに走っていっている人は...
そう、スタート前日に一緒にGO SPORTに出かけたmicronさん達だった。
奔る!
ゴール記念となる良い写真を撮ってくれた。
(photo by micron)
そしてここのゲートのマットを越えたら...
ピーッと音がしてセンサが感知したことを知らせてくれる。この瞬間Paris-Brest-Paris 2011,完走。時刻11時02分、公式タイムは87時間22分だった。
体育館の前に自転車を立てかけてと。
すぐそばにさわいさんがいた。さわいさんももちろん無事完走、あいや、無事じゃなかったけど完走っすね。
人権体育館に入り、コントロールのチェックの列に並ぶ...
ん?ここはコントロールじゃなくて写真を買う列だった。コントロールの方は別の場所。並び替えてと。
ブルベカードの復路のページ、あと一つの空欄にここのスタンプが押されれば完了。
11:06
『English?』
『Yes.』
(photo by ゆば〜ば)
ブルベカードにスタンプとサインを書かれてそれは回収、そして英語で説明を受けつつ『BRAVO!』と書かれた一枚の書面とチケットを渡され、それからマグネットチップのベルトのみ回収して本体は返却、記念にどうぞ。
この紙は重要でこれを持っていないとそれに書いてあるナンバーの自転車の持ち出しができない仕組み、盗難防止らしい。それにしても最後に"and see you in 2015..."と書いてあるのにはグッときたなぁ。
走り終えたランドヌール達。
体育館の中はずっと賑やかだ。一方、横の観客席らしきところには横たわって寝ている人も多い。
さっきの写真の列に並び直し、自分のフレームNo.を言うと写っている写真を見せてくれる。7枚あったうちの背景が良さそうなのを選んで記念に2枚購入。ジャージからしていずれも22日に撮影したものの様だ。
別の場所で記念グッズの販売もあったが、荷物にならないマグネットシートを購入。もっと色々買えばよかったと、後で他の人が買ったものを見て思った。
外へ出て、ゴールのおまけ、いやご褒美で貰ったドリンク券でコーラを貰うために移動。食べ物も色々あったがそちらは混雑している様だ。コーラを貰って芝生に座る。先にゴールしていたホテル同室のゆば〜ばさん、先行していた水色KLEINさん、レイさん達とも再会、互いの完走を讃え合った。ほどなく腹ポさん&べりさんも合流。
ポカポカ陽気の芝生の上でゆば〜ばさんはお昼寝モード。
ポカポカ、というよりも暑くなってきている。コース上では感じなかったこの暑さ、ああ、やっぱりこっちは気温高いんだなぁと実感、そういえばスタート前並んでいた時も暑かったっけ。夏だということをすっかり忘れていたかの様だ。
すぐ隣りにいたオートバイのオフィシャル。クルマも数台見たしオートバイは全部で何台いたのだろう、結構な数で私達をサポートしてくれた。
走り終えたBOMA Rapid-R、このPBPを走るために選んだバイク、期待に応えてここまでよく走ってくれた。パンクもしなかったからせっかく新調したタイヤレバーもミニポンプも使わなかったじゃないか。ツール缶も開けることがなかった。
Rapid-R
陽射しがまぶしい。お腹もちょっと空いてきた。
ともかく終わった。長かった。
そして『アリガトウ』。