【今日の走行:MAMAYAMA】
平均:25.6km/h,最高:xx.9km/h,距離:204.99km,累積標高:1810m
認定タイム:9h30m

今日はAJ広島の開幕カードの200kmブルベです。
コースプロフィールからはさほど高い山はありませんがアップダウンが多く、そして30km手前の最終PCからゴールまではおよそ350mの標高差を上る頂上フィニッシュ。
週半ばまでは雨模様の予報が出ていましたが当日天気は好転、くもりがちながら気温は上がった春のブルベになりました。

そして復活したママヤマのブルベ復帰戦でもあります。

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▽プロローグ

AJ広島のブルベの基点は主に道の駅福富で行われます。
しばらく前に「カントリーグレイン」に行ったときに寄った道の駅。
ここがしかし2006年地図搭載のカーナビには道の駅自体もそこへの道路すらないんで正確にはナビしてもらえない罠が(汗

自宅からは山陽道経由で130km弱、5:30とブルベの出発にしてはゆっくりめに出られるのはありがたい。
朝食用のパンを持ってくるの忘れたので、トイレ休憩を兼ねて小谷SAに寄ってみますがまだパン屋は開いてないのでコンビニでサンドイッチを買って車内で食べながら現地へ。最後はナビに頼らず標識案内にしたがって無事到着。

7時過ぎに道の駅の第二駐車場に駐車、もうかなりの参加者が来ています。みんな早いなぁ、たぶん初めて参加する人も多いだろうから気合い入っているんでしょう。

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クルマから自転車を降ろして準備。今日はボトルにはCCレモンを入れます。
百均カッパをデイパックに入れて、ウィンドブレーカはすぐ着られる様にデイパックのサイドポケットに突っ込んで。
グローブは指切りですが簡易防寒用に綿手袋をデイパックの反対側のポケットに入れておきます。

道の駅の受付に移動してスタッフのT田@さん、katayamaさんに挨拶。昨年の福岡ブルベ以来かな。
AJ広島のステッカーを作られているので小さいのを一つ購入しておきます。腕が写っているのは近畿のE原さん。

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ブルベカードを受取り住所を記入します。人数が多いこともあって車検も早めに行われてました。

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何人かの人とご挨拶。
ブルベでは昨年岩国以来のこなきさんも登場、今日は自走ですか!40キロほどということですが標高差350m分がそのまま登りでついてくるので既に一仕事終えられてますね。

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(photo by katayama)

7時半過ぎブリーフィング開始。コース注意点を細かく説明されてます。試走されたkatayamaさんのブログに目を通していたので内容をフムフムと確認しつつ。

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さあ、ではそろそろ出発しますか。
週の半ばまでは高かった降水確率は低く変わり、今日は雨の心配はなさそうです。
わざとらしいくらいにこやかにスタート。

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(photo by katayama)

▽DEPART〜PC1:アップダウンと桜

少し間を取って遅めにスタート。走り始めは少し指先に寒さを感じますがすぐに馴れます。

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そして今日もタンデムの後ろに着いてみます。

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坂にかかるとスピードは落ちますが、落ちたくらいでちょうどいいペース。それでもどんどん前に進んで行きます。
神戸西の時と同じく、着いて行くには心拍150を越えた状態をキープしなければなりませんで序盤からケイデンス90台の目一杯で回していきます。普段マイペースのときは80台で漕ぐくらいが多いのです。

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「途中で一個ととろが落ちてましたよ」
なんて言われて慌てて後ろを確認、ちゃんとついてる(笑)。別のやつがいたのかな。

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一時間ほど経ちましたが信号で詰まったりしたこともあり、隊列はまだ長く連なっています。ここではタンデムと離れてますがクルマもほどほどに来ているのでしばらく追わずに進行。

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道が空いてきたところで前に出て再びタンデムに合流、もうこの頃は暑くて汗ダラダラ。ベストもジャージもファスナー開けて走行。
勾配がついてきたのでそのタンデムを交わして登って行くブルベさん達。
序盤だからか、かなりのハイペースにも思えます。

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鬼太郎レーパンの柄が見えているのはこなきさん、
「前を追いましょう」
と言うもののここで無理はしないと。

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30km過ぎくらいにセブンイレブンがあり、そこに吸い込まれていく人がそこそこいるみたい、距離的にはPCまで半分ちょいといういい間隔です。こちらは特に補給やトイレの必要ないのでそのまま先へ進みます。

基本短いアップダウンの連続でここが一番勾配のあったところ、10%標識があります。
但しそれは短かったのでなんとかごまかせる程度。
ただコンパクトなギアは使い慣れていないのでどのギアポジションにするか若干迷ってます。

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右手にダム湖が見えてきました。土師ダムです。
赤い橋を渡っていくと右手に桜の並木が。

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まだ満開ではないですが桜をみながら走るブルベはいいですね〜
これまででも実は桜の季節にはまったブルベはあまりありません。昨年の京都400ぐらいかな。

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道の駅が見えてきたらPC1に到着。ポプラがPCになっているのも珍しいといえば珍しい、岡山でもちょっと減ってきてますからねポプラ。

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停まるやいなや、反射ベストの下に着込んでいたウィンドベストを脱ぎ捨てます。いや捨ててはいけないのでデイパックに収納。ちょっと汗ばんで濡れているくらい、スタート時から脱いでおくべきだったかな。

レシートチェック用に缶コーヒー一本買って飲んで、トイレ済ませてささっと出発します。

▽PC1〜PC2:わにってどんな味?

アップダウンはもうちょい続きます。登りではタンデムの前に出られるはずなのですがちょっと(だいぶ)無理。

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一旦下って三次の市街地に進入、久々に信号が出てきて国道らしい交通量になってきます。

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いい具合にお腹が空いてきました。時間的にも場所的にもここで昼食を取るのがベストです。三次を過ぎるとしばらく町は切れますからね。
少し先の定食屋をチェックしてましたがどうせなら地元ならではのものがいいので、腹ポさん達がチェックしていた「わに丼」プランに乗ることにしました。
三次駅近くのルート上の道の反対側にある「まる元」に寄ります。

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メニューに”わに”の説明がありますね。
三次始めこの辺りでは”わに”と呼ばれるサメ料理が昔からあります。
サメは日本海から運んでくるわけで、腐りにくいことから山奥まで運んでこれたということ。
因幡の白ウサギの昔話に出てくるワニがすなわちサメであったというわけ。
種類としてはネズミザメを使っているらしい。

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わにの刺身。ちょっとねっとりした食感で味は淡白。薬味はおろししょうがで。

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そしてこれが”わに丼”

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刺身とは違う部位でしょうか、こちらの身はもっとあっさりさっぱりした感じで味はほとんどないくらいで臭みは全くありません。
卵が乗っていて刻みキャベツが敷いてあって、醤油をかけていただくというスタイルでその味の薄さを補おうという工夫でしょう。
”ふ〜ん、これがわにかぁ” というわけで何事も経験しなければわかりませんからね、郷土の味を一つ知ったということで今日の目的を一つ達成です。ごちそうさま。

さて店から出て目の前の国道を走り去っていく集団を見送りながら出て行こうとすると一人停まって手を振っている人が。近畿のE原さんです。やぁどうも!と挨拶しますと

『落とし物ですよ』

と、畳んであるウィンドブレーカを手渡してくれます。あれ?!いつのまに落としたのやら。
それを拾ってくれてたそうでどうもありがとうございます、助かりました。サイドポケットに入れてたから落としたのだな。
(そういえばトトロが落ちて、とか言われたのはこの事だったのかもしれないと後で思いました)

しばらく国道を進み、そこから外れると川沿いにゆるゆるじわじわとアップダウンを交えて登っていきます。次のPCのある上下(じょうげ)の町の標高からしてあと100m分は登るはずだな。

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ダム湖の橋にある、不思議な衝立ての様な板が並べてあるのは強風を緩和するためのものかな?

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(photo by べり)

桃の花も咲いてます。

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谷沿いの道を抜けて町に入ってきました。甲奴(こうぬ)は前に一度通った憶えのあるところ、ああそうそう、ここはカーター元大統領が来たことを町おこしにしているところで、今走っている道はカーター通りという名前。
お土産にカーターピーナッツせんべいなんてのもありました。

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そこから一つ丘越えする感じで上下の町にやってきます。

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駅の隣のポプラがPC2。
前に来たときはポプラなんてなかったよなぁ。

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アイスがおいしい陽気になってます。ガリガリ君リッチコーンポタージュをモグモグ。

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▽PC2〜PC3:上下の町並、世羅の今高野山

PCを出たらルートすぐ裏の通りに出て町並を見学しましょう。
白壁の古い家がいくつか残されていて、そして教会もあります。

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白壁も残ってます。

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(photo by べり)

通りをゆっくり流して、適当に折り返して戻り、

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さて映画館はどこかな?というので案内板で確認。

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これが古い映画館。

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ここは前に来たときには見てなかったなぁ。映画や演劇が上演されていたらしい。

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なかなか見所のあるいい町並みでした。さてブルベに戻りましょう。
(あ、分水嶺を確認するの忘れた!)

相変わらずのアップダウンを繰り返しつつ、15kmあまり進んで世羅町に入ってしばらくしたらこの辺から道案内しますと先導し、小さな交差点を左折します。
弘法大師さんがいる「今高野山」参道から100mのところに目的地はあります。
和菓子「大手門」。

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洋菓子風のお菓子が色とりどりに真ん中に並べられていますね。種類が多い!

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こちらが看板商品の「まごころづつみ」。

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選んでいると店員さんがお茶を出してくれました。ありがたくいただいて「まごころづつみ」二つを始め幾つか洋菓子系をお土産に買い込みます。
そうです、今日はここでこの大きな「まごころづつみ」を買って帰るためにデイパックを背負って来ているのです。
全部で3,020円分購入。あとで計ったら重さは1.2kg追加。

”背中が重たい〜”
と愚痴をこぼしつつ登坂。坂を越えたら大和町に入ります。

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▽PC3〜ARRIVEE:頂上フィニッシュ

まもなくPC3のセブンイレブンに到着。途中前後していたまっくろくろすけさん達とまた会いました。

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ふぅ〜、まだ暑い。ボトルにいろはすみかんを補充し、更に白バラコーヒー500mlを1パックごくごく。
次のPC4へは20キロちょっとで今度はドカンと下るはずだからこの区間は楽だな。

・・と、下る前に少し登って、山陽道をくぐってから一気にダウンヒル。
直線に近い道を一定勾配で下るので、最高速度が一瞬出る下りではなくそれを維持したまま豪快に下っていけます。ありゃ、タンデムが見えなくなった(後ろに)。

この先に波状路の情報があったので気にしながら下っていると前方に茶色の舗装が見えてきました。ははぁ、あの減速用舗装だな、結構段差がついているみたい。いつものRapid-R&手組アンブロならそのまま突っ込んで問題なさそうですが今日はちょっと跳ねそうなので端の舗装が切れている部分をすいっと抜けてクリア。

里道に下りてきて勾配がなくなったところでスピードを緩めて進みます。
本郷の町中に入ってPC4に到着。ちょっと奮発してハーゲンダッツのアイスバーを食べてと。
さあここから残り30キロあまりの登りを行きましょう。
地元のまっくろくろすけさんによると向い風もばっちりきそうだとか・・・。

走り出して川沿いに出ると、うぐぐ...強い風。もうタンデムの影に隠れて進むしかありません。
前に出ようにも無理っ!
ていうか着いていくのでもかなりしんどい。心拍も150から時々160越えでもう離れようかとも思いますが、今25km/h前後で進んでいっているのを離れると18km/h以下にまで落ちるのは火を見るよりも明らかなのでここは歯を食いしばって頑張るところです。今日はコバンザメに徹するしかない。

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必死に着いていってると後ろから
「追いついたっ!」
と声が。
まっくろくろすけさんらしかったけど、その後着いてきている気配がなかったのでそのまま進んで行ってしまいました。
実は途中の休憩スポットの場所を教えてくれたらしかったのですが...

それに気がつかず、目の前に現れた大きなアーチ橋に見とれながら向い風を突っ切って走っていきました。山陽道の高架と思ってましたがそうではないらしい。”広島スカイアーチ”の愛称がある県道49号線の橋でまたの名をカメイシズカバシとも...

少しずつ標高は上がっているものの勾配じゃなくて向い風の抵抗がきつい。
「休憩処まだか〜」
と思いながら走って行きますがもちろんとっくに通り過ぎていることを知らず。

あと標高差100mを切って坂らしい勾配になってきて脚も重たくなってきます。スピードは10km/hを切ってタンデムからも離れてしまう。34Tx27Tのファイナルに入っていたギアを一つシフトアップし更に回転を上げて、距離的にはもうあと少しだから売切って行こうと少しだけスピードを上げて追いつこうとしますが、最後の坂の前で息切れでダウン。
道の駅が遠くに見えてきたところでもう安心というか緊張の糸が切れたというか、ゆるゆるとペダルを漕ぎます。

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でも予想外に明るいうちに辿り着けました。

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カメラを構えているのが見えたのでポーズを取っておきます(?)
(このあとふらついたのはヒミツ)

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(photo by katayama)

最後は切れてしまいましたが終始牽いてもらいましてどうもありがとさんでした(フレッシュが思いやられる)。

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道の駅入口前の簡易テーブルを置かれたゴール受付へ。

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ブルベカード返信用封筒の宛名書きを先に済ませて、ブルベカードとレシートを提出してチェックしてもらい完走サインをしてメダル代を払ってと。

(ここでメダル受け取るのを忘れる<福岡と広島では完走後にメダルを貰えます)

風が強い中、スタッフが用意してくれていたコーラを飲んだりして今日のブルベについて歓談。
バリィさんがぶら下がってたりキューシートが垂れ下がったりとあまり格好いいとはいえない背中ではありますが。

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(photo by katayama)

また次の300でよろしくとスタッフに伝えて福富を後にしました。

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帰り道。
山陽道に乗ったら小谷SAで夕食を食べましょう。ここはアンデルセンが仕切っているので焼きたてパンがウリのSAです。
レストランもパンを選ぶと食べ放題というのでそれをチョイス。でもイマイチなパンで期待外れだったなぁ。大勢の人で賑わっていたパン販売コーナー、高速道路エリア内としては焼きたておいしいパンが買えますがお土産にはまぁ、ふつう〜。

山陽道がその後わりと混んでいて行きより余分に時間かかりましたけど、9時前に帰宅してさっさと洗濯モノを片付けて今日のブルベは終了しました。

さて久々のママヤマでのブルベだったわけですが印象は?
装備を軽めに仕上げたことも多少利いたか、よく走ってくれました。フォークが変わってどうかということも全く気にならず下りはスイスイ。
ただあと10キロほどというところで手のひらに軽いしびれ感を感じました。これはママヤマでも今迄なかったのでホイールが微妙に変わったせいか、ハンドルやステムの違いのせいか?、微妙なところです。
ブルベではやはりRapid-Rの方が楽に走れますけれど、それはホイール:手組アンブロの影響が大きいのではないかと思われます。
(※タイヤはRapid-Rで使っているのと同じGP4seasonを履いていた)

▼GPS分析編

▼ルートマップ

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▼タイムチャート

距離地点到着出発停車
0kmDEPART7:57--0
63kmWaypoint_poplarPC110:2010:260:05
85kmTai_1616まる元11:1511:430:27
122kmWaypoint_poplarPC213:1213:220:10
124km上下13:2413:340:10
140km022_manju大手門14:0914:240:14
154kmWaypoint_seven11PC314:5915:080:08
174kmWaypoint_seven11PC415:4315:500:06
205kmARRIVEE17:19--

▼シミュレーション・実走比較

今回のシミュレーションは11h20mほどの計画でルートを組んでありました。

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終始右肩上がりで、三次などの市街地走行の僅かな区間を除き登りも平地も下りも関係なく基本ペースがずっと速いことがわかります。
単独走行では絶対無理なペース、実は200kmブルベでは過去最も早かったフィニッシュタイムなのですが自分の実力ではないので今回のはあくまで参考として留めておきましょう。