【今日の走行】
平均:19.8km/h,最高:56.8km/h,距離:88.85km(以上本日総合)
平均心拍:171,最高心拍:186(目視),消費:1240kcal (以上ヒルクライム時)

パナソニックヒルクライムin伊吹山ドライブウェイに参加してきました。
タイムはだいたい76分、シミュレーションの2分遅れか?まぁこんなもんでしょ。


朝3時起床、3時半出発が45分に遅れ。その分はデミオにがんばってもらつて... 三木SAに到着しここでべりさんと合流して現地へ向かいます。正面には朝焼けが。

▽集合

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予定より遅れて7時前に米原の「道の駅近江母の郷」到着、takotako25さんとNobuさんと再会して出発は7時を回っていました。これから22km先の受付会場にアップを兼ねて走りますけど、女子の部受付締切り8:40までには行かなくてはいけません。
おっとクルマのキーロックを忘れていたので一人戻り単独走行へ。

朝からきつい風なれど、琵琶湖から陸に向かって吹く風は関ヶ原までの強烈な後押し。勾配が1〜2%の微坂は30km/h巡航ができる平地に化ける。ウォーミングアップ代わりの走行でもAve26km/h後半でした。なので先行した皆さんは余裕で大丈夫。

▽会場受付
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会場受付はごったがえし。20分ほど列に並んで受付を済ませて先行していた皆さんと合流し、雑談しつつ時間をつぶします。スタート時間は私が遅いクラスなのでのんびり。
前輪の空気圧がやや低めの様だったので、どこかのブースでフロアポンプ借りようと探します。手持ちのミニモーフでは高圧にするのはちょっと無理だし、CO2ボンベをここで使うのももったいないし。
DE ROSAのブースでエアを入れてもらっている人を見つけたのでそこでお願い。7.5barほどだったので「結構入ってますよ」と云われるが決戦用20cとしては低いので8.5barまで上げてもらいました。 受付会場からスタート地点までおよそ1.5km、移動開始の案内の後、歩道を通って移動します。先にスタートのtakotakoさんとNobuさんをお見送り。

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▽スタートまだか

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その後しばらくしてこちらもスタート地点付近まで移動しますが、そこで先に出てたtakotakoさんとNobuさんと結局また会うという、時間に幅のあるスケジュールとなってました。

ここでしばらく待ってのんびり構えていたら、自分のを含むゼッケン番号のグループ(カテゴリより更に細分化)がスタート地点に来るように呼ばれて、そそくさと前に移動。”ヨーイ、ドン!”を見る間もなくもう走り出してましたので止まることなくそのままサドルにまたがってスタート、深呼吸なんかする間もありませんでした(汗。

▽レース
さぁ行くか! といっても今回は途中でヘタれない様抑えて出ますよ。
初めは心拍は170に乗らないくらいを目安にしましょう。
なのでフロントギアは最初からインナーに入れておきます。

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前の人、ウィンドブレーカ着てますがあとで後悔するか停まって脱ぐかしないといけないでしょうね。こっちはこの頃にはアームウォーマをずり下げてましたから。

スタートの時刻は予定より2、3分遅かったので、GPSのシミュレーション通過時刻よりその分だけ遅れた2分差をキープしながら進んでいきます。
ある程度登って行くと、同じ人に抜いたり抜かされたりしているのがに気づきます。勾配がゆるくなったところで抜いて勾配が戻ったら追いつきかわされる。
登りから平坦に移るところで心拍が上がり過ぎていなければフロントギアをセンターに戻して加速、心拍が上がっていたらリアを1、2枚上げるに止めて回復を待つという風に。さすがに心拍170未満だと進まないのでリミッターを175としてそこまで上がったら問答無用で力を抜いて登ります。

フロントはインナー30Tに入れたままなので勾配に合わせて細かくシフト切替え、脚の負担を一定のままペースコントロールできるのはトリプルならでは。
途中下りが来るところではセンターからアウターに変えてリアをシフトアップしつつ踏み込むと、結局アウタートップまで入れてしまいました(45km/h超)。イキオイつけてダンシングして上がれるところまで上がりますが、心拍は185に達してしまいすぐにスローダウン。まもなく下りで追い越した人数名にかわされていきます。

それはともかく、心拍を目安にしていたおかげで中間地点まではさほどヘタれることなく通過できた印象でした。
昨年のゴールだった12キロ地点を過ぎたらあとは3キロちょい、そろそろペースを上げていいかという頃合いになると脚に力が入らなくなり、インナーロー(30x25)で走り続ける場面が増えてきました。 勾配は10%を越えることはほとんどないので一つ上の30x23でも行けるはずですが、ケイデンス60をキープできる30x25の方を選択していきます。

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上がるにつれて天気はどんどん良くなる感じ。景色は最高でした。
ただ風は強かったので、追い風になるところはともかく、頂上近くでのコーナーで強い向い風が来たときは大きく失速。前走者のドラフティングに入ろうとしたら自分よりもっと失速が激しく使えない(^^;;
コーナー曲がって風向きは真正面からでなくなっても、一度落とした速度はなかなか戻りません。GPSのシミュレーション時刻を見ると見る間に遅れが増えていきます。
あと1キロ、となったところでもペースアップできる余力はなさそうでそのままタラタラと。

あと300m、というところでも足をつったのでしょう、停車している人もいます。あと200mを切るあたりから沿道に声援を送ってくれる人が並び始め、それではもういいだろうと残っているものを全部出せとばかりに腰を上げてギアも3枚上げてダンシング、アタック!

といっても20km/hを越えるのがやっと。同じようにアタックして来たのが一人、こっちが息を切らして20km/hを切ったところでそのままの速度を保ってかわされました。ちらっと見えた心拍計は186を示していますが構わずゴールラインまで歯を食いしばって、両脚のケイレンの予兆を感じつつフィニッシュ。

▽ゴール後
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しばらく立ち止まって呼吸を整え、雪の上に自転車を置いて手荷物を回収し周囲をウロウロ。先に登っていた皆さん待っててくれました。え?!なに?べりさん入賞ですか!そりゃすごい!表彰状を見せてもらい、「これで公式に坂バカ証明されましたね」と荷物に入れて持って上がったあんぱんを皆で食べつつ健闘を称えます。
表彰状に記されたタイムを見ますと、たぶん負けてる(*≧m≦*)

▽下山
1時を過ぎたところで下山にかかります。スケジュールでは1時から一斉に下山となってましたが、実際には12時前から下山が始まっていました。
降り始めは集団になっているのでブレーキレバー引きっぱなし。ある程度降りたあたりからばらけてきたら降りやすくなります。
なお降りるときはウィンドブレーカを着ただけ、シューズカバーなし、指きりグローブのままで大丈夫な好天でした。

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伊吹山ドライブウェイを離れ、受付会場までの道を一列で戻っていくと、本気モードの選手一団が歩道をすれ違って上がっていってます。なんか顔つきが違って見えるような。

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▽米原へ戻る
会場から米原まで、今度はクールダウン&アクティブリカバリー走行です。
がしかし、朝と同じ強い風は今度は向い風。takotakoさんに先頭を牽いてもらっても楽にとはいかず、しんどい走行でした。

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ようやく道の駅に辿り着き、遅い昼食でもと思ったらレストランは既に閉まっている。売店の軽食コーナーがあったのでそこでお昼に、といってももう4時。
談笑しながら食べていると左太もも裏がケイレン。密かにもみほぐして復帰。ふくらはぎじゃなくてココが攣ったのは初めてかも。

▽帰路 琵琶湖を後にして米原ICから西へ。
途中渋滞につかまりトータル1時間ばかり遅く三木SAに到着しました。やっぱりETC渋滞がきましたね。

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見た目よりは多くないこの殿様カツ丼、結構こたえるなと思ったらさっき道の駅で親子丼食べたばっかりなのをすっかり忘れてました。メニュー選択を誤ったな、まぁいいでしょ。ごちそうさまです。

帰宅は10時半頃でした。

▼GPSデータ
走行ペースを見るために、GPSに仕込んであったシミュレーションプランとの比較をしてみました。
スタートからシミュレーションを徐々に上回るペースとなって最大2分近く先行していたのに、12キロを過ぎた頃から失速し貯金は借金に変身。ゴール前に加速した分でなんとか戻したという。途中で息切れしないようセーブしたつもりでもやっぱりタレてました。
まぁ元々練習して挑む心構えじゃないし、シミュレーション通りといえる結果だったので現状では上出来としておきましょう。次回があるとするならば、せめて体重をもうちっと落としてからにしたいものです。

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