昨日とはうってかわっての好天の中、石見の里山の道を満喫してきました。

【今日の走行:万々山】
平均:21.9km/h,最高:62.1km/h,距離:135.6km,
消費:5120kcal


▲準備
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080511_0609waホテルの朝食

朝5:40頃起床、外を見ると路面は乾き始めていました。今日はレインウエアは要らない様です。

シャワーを浴びて朝食、簡単な和食バイキングをいただきます。そういえば昨日は朝食が少なかったわと。それでハンガーノック(?)を招いたかもと反省しつつ。
予定通りWizard4シーズン薄手ロングスリーブジャージとCW-Xタイツ&レーパンにウィンドブレーカをはおってチェックアウト。近くのローソンでアクエリアスを買ってボトルに詰め、大田市駅前を通ってスタート地点へ向かいます。

▽二日目スタート
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 快晴です。

7:20頃到着してマップを受け取り、また荷物を預けておきます。既に顔なじみの皆さん準備OK、だけど本日の主役:石見グランフォンド初挑戦の「ロラコ」さんは見るからに不安と不安と不安と緊張でいっぱい。どんより曇った西の空が何かを暗示しているかのような...
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ブリーフィングが済んで出発は8時前に始まったみたい。どうやら「えこにん」さん達はイチバンでスタートした模様。今日もゆっくりのんびりしていたら最後尾付近になって、「あき」さんと一緒にスタートとなりました。やれやれ、フロントギアが56-44のこのヒトと走ったらまたペースかき乱されるわ(笑)。

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▽石見銀山
宿泊したホテル横を通り抜け、信号につかまるのを我慢しながら市街地を抜けると快走路に。追い風基調なので35km/h弱でずいずい進みます。最後尾付近が出すペースじゃないな(笑)
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ウォーミングアップができた頃に石見グランフォンドの目玉、世界遺産登録された石見銀山にさしかかります。これで先月の宮島に続いて世界遺産2か所到達〜。 もっとも今年は風情のある狭い町中を通ることはできませんで、脇の道をすり抜けていきます。

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スピードを落として、しっとりした緑と古い家並みの中を隊列は進みます。あ、あの”菅公”の看板の家は昨年も見たネ。

▽AS1:川本音戯館
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銀山エリアを過ぎると再びスピードアップ。ゼッケンの下に何か書いている布を貼付けているのは「こなき」さん。”こんなものくっつけて誰が見るんじゃろ”と思っている自分がそれに引っかかっている罠。

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坂にさしかかると後ろからアタック体勢の「あき」さん。フロントギアは56Tにかかったまま。ケイデンスという言葉が無意味な低回転でスッと前を抜く。

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橋を渡って少し高いところに上がったらAS1川本音戯館に到着です。最初のASなのでチェック待ちの長い行列が出来ていました。

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ここでは柚子羊羹と飴玉が補給食に用意されてました。が、大蛇の肝玉ってどうなん... いただきましたけどね(笑)

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ここAS1で先行していた皆さんに追い付いたのですが、サイコンはAve.25.5km/hを示しています。朝のホテルからの移動分も含んでますから、26km/h近いペースで来たということで。
それはともかく昨年に続いてここでは皆さんゆっくり休んでおられます。腰を降ろすと長くなるのだよ〜。ホラ、あれだけたくさんいた人がもうまばらになってきた。さ、行きましょう。

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天気は上々なこともあり昨日にも昨年にもまして沿道の応援がたくさん。こちらも手を振って応えます。両手を振ると更に反応ヨロし。

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田植えが始まっている田んぼの面積がだんだん小さくなって山肌が迫ってくるようになるとそろそろ前半の山場、八色石の峠にさしかかります。ここは勾配が2〜3%と緩い坂が長く続くところ、速い人はアウターギアのままスイスイと進んで行きます。

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 木陰が涼しい

しばらく木陰の登坂を楽しんで、GPSで頂上まであと1kmを切った頃に無意味にアタック。3、4つギアを上げて25km/h付近までスピードアップ、するものの20km/h弱に落ち着いてそのまま頂上へ駆け上がります。

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しばし後続を待って合流したら真っ暗なトンネルを抜けて爽快な下りに。

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平地に降りて民家が点々と続く道を走り抜けていきます。

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▼小ネタ拾い

ここらでちょっと趣を変えて。道端には様々な”何コレ?”なものがあります。

  • 廃マイクロバスに屋根をくっつけて物置き?休憩所?まさかコレがそのまま走り出すとか(恐)。
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  • おまわりさん、監視ご苦労様です。三叉路ではありますが見通しはとても良い場所です。ここ石見の地では(昨日も見ましたが)最近とんと見られなくなったおまわりさんがまだ現役で活躍されてます。
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  • よく集めました、看板。カワムラ自転車、あったなぁそういえば。
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  • ゴミを捨ててはいけません。そう言ってるのは岡山にもいるオオサンショウウオ君。
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  • んがしかし、カーブミラーは打ち捨てられている。しかも2基。
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▽田んぼから渓谷へ
本編に戻りまして、 再び坂道にかかりますが、それほど勾配はありません。

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が、下りは8%とかなりのイキオイがつきます。下りは間を空けないとアブナイよ。 昨年あやうく前車にツッコミそうになったこともあったからね。

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再び田んぼを縫って走ります。なんとなく涼しげな風が渡ってくるようにも感じられ。 一行はペースを保って軽快に進みます。ちょいと待ち伏せしてその様子を撮影

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もう鯉のぼりの季節は過ぎたけど

川の表情が渓谷の雰囲気を帯びて来ました。断魚渓まであと少し。

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トンネル手前で断魚渓へ向かう道に左折します。あと少しでお昼なもんで、坂道でも脚は自然と軽く?。
さくっと先行して振り返ります。

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ここが断魚渓、絶景です。

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▼桜色のカレラ
ちょうどここに一緒に来ていたチームジャージの方々も止まって写真撮られてました。何度か前後しながら走っていたので気付いてましたが、ピンクのカレラの女性がおられます。

『ちょっとバイクの写真撮らせてもらっていいですか?カレラって珍しいですし。』
『ハイ♪どうぞ』
『どちらから来られたのですか?』
『石川です』
『石川?...PRINCE ROADって(あ、もしや!)ツール・ド・のとに出られてた?』
『はい』
『もしかして桜子さん?!』

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ツール・ド・のとでググると上位に来る桜子さんご本人でした。こりゃびっくり!!よくもこんなとこまで、あいやようこそおいでくださりました(私ゃ地元じゃないけど中国地方ということで)

慌ててバイクだけでなく本人の写真も撮らせていただきましたが、すかさずポーズを取るとこはさすが有名人、スターです(笑)。 ショッキングピンクのカレラ、ピンクじゃなくて桜色ということですね。えーなぁ、カラーオーダー(もちろんフレームそのものもでしょう)。よく見るとフロントトリプル、カレラでトリプルなんて自分以外まずいないだろうと思っていたら先を越されてました。参りました。 カメラを構えているのは雪小僧さん。公式掲示板で質問カキコされていたその人でした。いつか”のと”を走ってみたいとお話したり。

▽AS2断魚渓
さてAS2に到着してお昼です。ちゃっちゃと食べてしまったのでお弁当画像がありません。 見上げると丘の斜面にツツジが満開。

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ここまでは何とかペースを保ってきてますよ、などと歓談しているうちに時間は過ぎていきましてぼちぼち出発。しばらく下りです。

▽江ノ川→AS3桜江
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江ノ川沿いルートに出ました。陽射しも出てやや汗ばむくらいの陽気の中、いいペースで連なって快走。昨日との対比のなんと大きなこと。 河川敷の広いところでは何かしら植えられてます。去年も青々としていたお茶は今年も同じでした。

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桜江のカラフルな橋が見えたらもうすぐAS。隊列を離れ橋を渡る一行を狙ってみました。 080511_1301 クリックで2800x2100サイズに拡大

その橋をくぐったらまもなくAS3に。

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補給食には昨年同様かまぼこがありました。かまぼこって意外に塩分多いから普段は食べ過ぎに気をつけた方がいいものですが、こういう時=低ナトリウム症になりやすい時には塩分補給に好都合といえるかも。 アクエリアスを追加してもらって、出発。

▽船坂峠〜AS4旭
再び登り坂にさしかかります。後半戦の勝負?所。

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長〜い直線上りをゆっくり。ゆっくりでも「ロラコ」さんはペース変わらず無理せず堅実に上っていきます。師匠の「えこにん」さんは...後ろ、ペース落ちてます。 一仕事終えて??なんとかAS4旭温泉に到着です。お!今年もわらび餅ありますね。それにお饅頭。わらび餅は食べやすい様に紙コップに入れてくれるのはVery Good。

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わらび餅も饅頭もいいが、アイスはある?ある!あ、少ないな。今年は買った人たくさんいたみたい。 080511_1428ic もう食べた後だ(笑)

アイス食べてるうちに後続も到着、余裕はあんまりなさそう...

▽那賀グリーンライン
ASはあと一つ、しかしその前に那賀グリーンラインの坂がやってきます。八色石の坂よりちょいとキツいですよ。 先頭を「ぱぱにい」さんがうまくペースを作って牽いてくれます。

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「ここは10%近くあって勾配きついよ〜」 と云って振り返ってみると反対車線の下りには8%の標識が。ここにきてこれはキツいですねー。

 

ほぼ上がり切ったところで最後のAS5に到着です。駐車場からは日本海が見える。 時間的にはまだ大丈夫ですが、後続を待っているともしかして...あ、来た来た。なんとか間に合うでしょう。

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▽アクアスへ
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あとはここから下っていくだけ。「えこにん」さん先にスタートして下りは速いぞ、とばかりぐんぐん下って ...と思っていたら追い付いた。

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登り返しあり。何か所か小さな登りをはさんでまして、”こんなのあったっけかな〜”といいつつアクアスを目指します。

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やっと平地に戻って来ました。はやる心を抑えつつ脚は回してアクアスへ。 昨日通ったアスファルトをはがしたダートがあと僅かの印。

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ゴールをくぐったのは15:55、シミュレーションタイムから4分だけ早く到着です。皆様お疲れさま、初挑戦の「ロラコ」さん見事に完走おめでとう!アシスト隊も満足々々。

▽さよなら、石見
完走の余韻に浸るみんなとは一足先にお別れして帰路につきました。 浜田道に入ってすぐの金城PAに寄り、石見の地にお別れを。 中国道に入ったら小谷SAでステーキ丼の夕食、アンデルセンの菓子パンも買い8時前に帰宅しました。

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◆総括

とにかく参加できて何より。体に不調はなく、むしろ来週のブルベに向けて準備ができたというところ。 あえて飛ばし過ぎないことを念頭に置いて走っていたら、両日通じてフロントギアはセンター(39T)のまま、一度もフロントディレイラーを動かすことなく終えられました。三瓶へ上がっていたらもちろんインナーを使わずには済みませんけどね。

次は出雲路センチュリーラン。何かのイベントと重なっている様で今回は見送りか??


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