終日雨の低い気温の中、ショートカットコースを完走しました 【今日の走行】 ▲準備 服装はどうするか?カッパを着てると暑くなるので一段薄手のウエアという見方もありますが、天気予報を詳しく見て行くと浜田の朝は7℃、昼に通過する辺りの邑南は最高気温13℃とこれはこちらの感覚で2月下旬から3月上旬の天気といえます。なのできっちり冬装備、パールの長袖ジョンティジャージ+発熱系インナーに下はいつものCW-Xタイツの上に冬用ロングタイツ@U-Spiritに決定です。 エイドステーションが4〜5か所設けられているしそう暑くもないので、水分消費はまだ多くないと見てボトルはノーマルを1本だけ。補給食にはTOPVALUのバランスミールブロック一箱分、パワーバー1個、それに自家製小梅干しを小袋に数個入れたものを2つ(二日分)用意しておきました。 連休最後の火曜日に少し距離を走って脚の準備しておく筈が朝にぎっくり腰をやってしまい、その後も寝込んでいたのでカラダは確実に準備不足。前日やっと自転車乗れてますが今回は天候如何にかかわらずハナからショートカットコースを通る事に決めていました。クルマの運転でもし疲れが出たら一日目をパスすることも念頭に置いて。 ▽いざ!アクアスへ アクアスの駐車場に到着して翌日午後に木陰になりそうなところに駐車、準備を整えて受付会場へ回ります。今日は最初っからレインジャケットを着てシューズカバーも装着。グローブは冬用の長指のではなく指切りのまま行きました(なんとか持ちました)。 そうこうしているうちに雨足が弱まりまして小さな期待がかかりますが...ブリーフィングが始まるとテントを叩く雨音がだんだん大きくなり、そっちが気になる参加者一同。
▽スタート〜AS1旭支所 スタートはいつもの通り速いと思う人から自発的に先に出るやり方です。「おくさん」と一緒にほぼ最後尾に陣取ってて出発は先頭から22分遅れの7:52でした。
そして川沿いのやや勾配がつき始める道へやってきます。 昨年と同じ雨の道、打ち捨てられた金城の橋脚も昨年そのまま今年も雨の中。
豪快な下りも今日はその"味"が半減、早めのブレーキングで慎重に。
サインをしてトイレを済ませ、補給食に屋台で温かい大判焼き(110円)。これはイイですね、この寒い中では。 ▽AS2瑞穂へ
そろそろ前半の山岳ステージに突入です。今日はダンシングはしないで抑えて登ること。
冷たい雨の中、しぶきが飛ぶといえどソロで走るより集まって走る方が風の抵抗よりも気持ちの面で恩恵があります。
大利峠への道に入ると道幅は狭くなります。クルマはほとんど通らず、たまに来るのはスタッフや関係者のクルマ、そしてオートバイだけ。 雨に濡れて薄紫がいっそう鮮やかな藤、花の匂いまでするほど咲き誇っていて雨中の辛さを和らげてくれます。
前半の最高地点(507m)、大利峠のトンネル出口では休憩中の選手多数。普段はうっとうしいトンネルが今日はとてもありがたいのです。一緒にここで補給食をかじっていきます。一息ついたら下って里に戻ります。
こんなところでも傘をさしての応援、ありがとうおばちゃん! そしてまた坂を登っていく道へ。
次の高水峠(500m)、登るまでは良かったけど下り始めると急に腹が減ってきました。時刻はそろそろ12時、脚はまだ動いてますが頭がボーッとし始めてますし手が軽くしびれているような気もしました。これはイカン!ハンガーノックか?!バックポケットの残りのバランスミールをあわてて食べ切り、自家製梅干しも2つ食べて合わせて水分も補給すると、あっと云う間に意識が冴えて来て空腹は治まり体調は戻りました。下りだからぼやっとしてると却ってよくないですからね、集中力を切らさずに慎重さを忘れずに。 下り勾配がゆるくなってきたら、さぁ次のASまでもうちょっと漕ぐか!
ほどなく次のAS2、道の駅瑞穂に到着です。ここは昨年もASだったところで雨が降っているのも同じ。
▽AS3大和〜AS4浜原
いろんな声援を受けて里道を走り、前半最後の峠へかかります。ここで10%の勾配標識が出ますがその距離はちょっとだけ。ギアはセンターxロー(39x25)の8km/h前後でじわっと上がって行きます。
峠を下ると川沿いに出ます。昨年休憩した阿須那のJA前を通り過ぎて、やがて思わぬ向い風に苦しめられた江ノ川沿いを走りますが、今年は予報ほど向い風はきつくないようです。もっとも昨年はフラットバーだったからロードの今年の方が同じ風だとしてもずいぶん楽にはなってる理屈です。
そしてAS3の道の駅グリーンロード大和に到着です。 お弁当は昨年のおにぎり弁当よりランクアップ!でもご飯の量はおにぎりの方があったかなぁ。 昨年→ ここでは当初からの作戦通り、軽く着替えを行います。
靴を一旦脱いで中をタオルで拭いて靴下を履き替えるのと、上のアンダーウエアを着替えること。
これでリフレッシュできました。雪のブルベの経験あればこそです。
次のAS4までは17kmほどの比較的短い距離、江ノ川沿いをいいペースで刻みます。三瓶山へ上がるためにはここに15:30までに到着しなくてはなりませんが、まだまだ余裕はありました。
AS4のJR浜原駅前ではフルーツ系補給食が用意されてて、昨年も同様だったことを思い出しました、ここは黄色いキウイが絶品の甘さ。 ▼ゴール
ショートカットコースは地元の「仙人」さんと一緒に行く事にしました。
一緒にスタートした「おくさん」は既に三瓶上がってゴールしてました、速っ! 預けていた荷物を受け取り大田市街地へ再び戻って大田ニュースカイホテルにチェックイン。すぐに熱いシャワーを浴びて着替えて近くの天ぷら屋で夕食を取り、コインランドリーへ出かけて今日のウエアの洗濯をしてホテルに戻って、軽く自転車を掃除してもう一度風呂に入っておやつ食べながらゴロゴロして今日はおしまい。 ぎっくり腰の後遺症はありません。むしろすっかり治りました。カラダの疲れは、しばらく走り込んでなかった分たまったかなという程度。結局ずっと雨の中だったけど、今まで走った中ではワースト3か4です。今年の雪ブルベとは比べるまでもなく、一昨年の1月夜間雨中走行より寒さもマシ、雨の量では昨年のとんかつの時ほどの豪雨でもなかったです。 ◆今日の反省
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