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イタリアンロードレーサーの雄、カレラのアルミカーボンバックモデルママヤマ'08モデルSサイズです。
2007/12/29、岡山市内のBon Vivantで購入しました。
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メーカー |
品名/型番 |
備考 |
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フレーム カラー/サイズ |
CARRERA |
MAMAYAMA |
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R57/S | |||
フォーク |
CARRERA(mizuno?) |
スピードカーボ(カーボンコラム、但しフォークの肩はアルミ) | |
ヘッドパーツ |
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(フレーム付属) | |
ステム |
Dixna |
アキレスステム 100mm(119g) |
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バーテープ |
cinelli |
コルク赤−黒バイカラー | |
STIレバー |
Shimano |
105:ST-5600 | |
ハンドル |
chinelli |
Little Wing 40/42 ブラケット部は外-外400mm、ハンドル下部はC-C420mmと広がっているもの。元は3TのモデルEva、チネリでは女性用とされている。 前から見るとSTIレバーが大きく斜めに開く形になるのが特徴。ブラケットを持った時にシフトチェンジしやすい。 | |
シートポスト |
ITM |
フォージッドライトルクス 31.6 |
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THOMSON
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サドル位置を少し前に出したのに伴いオフセットゼロのトムソンに変更、410mmを150mmカット、189g。2009/8 | ||
サドル |
f'izi:k |
アリオネTRI2 ki:um サイクルモードで試乗したアンカーRHM9のアリオネが好感触だったので、更に柔らかくロングライドに向いていると云われるトライアスロン版を選択。 | |
タイヤ |
Vittoria |
RubinoPro 700x23c(赤) |
シラスでたまに使用していたものを当面流用。 |
IRC |
RED STORM 700x23c(黒) |
2008/2より使用開始。 | |
HUTCHINSON |
FUSION 2 Road Tubeless |
チューブレス。2008/4/5 | |
VELOFREX |
CORSA(赤) |
レース専用に。2008/8 | |
ホイール |
MAVIC |
COSMOS'04シルバー |
シラスで使用していたものを当面流用。 |
Shimano |
2008/3 | ||
Fディレイラー |
Shimano |
105:FD-5603-F |
直付け用 |
ブレーキ |
Shimano |
105:BR-5600 |
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Rディレイラー |
Shimano |
105:RD-5600-GS |
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スプロケット |
Shimano |
ULTEGRA:CS-6600 13-25 | |
105:CS-5600 11-23 | |||
クランク |
Shimano |
105:FC-5603 30-39-50 | |
BB |
Shimano |
105:SM-FC5600 70mm | |
チェーン |
Shimano |
DURA-ACE:CN-7801 | |
ペダル |
Shimano |
PD-A520 |
シラスで使用していたものを当面流用。 |
TIME |
RXL |
脱着力の弱い女性用、白。2008/4/6 | |
装 備 品 | |||
サイクロコンピュータ |
CATEYE |
CC-RD200 |
有線式ケイデンス計測対応モデル。前作CD200Nより小型化し積算距離入力や2系統距離計測がついたのはいいが、ケイデンス表示を大きく表示することができなくなったのは大きなマイナス。 |
フロントライト |
CATEYE |
HL-EL530 |
日本未発売モデル。Amazon.comにて購入。EL500より明るく、レンズが異なり配光がよりスポット的になっている。夜間長時間走行時にハブ軸に装着。 |
CROPS |
NRX25 |
3WLEDのライト、バッテリーケース別匡体型。バッテリーケース取付はtopeakポンプホルダを流用。 | |
Panasonic |
NL-850P |
ハンドル装着用に小型軽量を優先し、単4を4本使用の本機に。強/弱/点滅モードがあり、強ではEL530と同等以上の明るさ、但し4時間。弱では20時間のスペック。2008/8 | |
リアライト |
CATEYE |
TL-LD270 |
シラスで使用していたものを流用。 |
TL-LD610 |
ブルベ用に高輝度のものを採用。2008/9 | ||
サドルバッグ |
ORTLIEB |
サドルバッグL |
防水かつ容量の割に軽量、泥よけ効果もあり。 |
ボトルケージ |
ELITE |
パタオ(赤)x2 |
アルミ製。二つでハートマークに見える?(笑) |
カスタムレースx2 |
ナイロン樹脂製、パタオx2より70g軽量化。 | ||
インフレータ |
TOPEAK |
ポケットロケットマスターブラスターDX |
シラスで使用していたものの上位品。 |
ミニモーフ |
チューブレスでの使用を考慮して、一度に入るエア量のあるものを。ただ高圧は苦手でせいぜい7気圧までなのはロードモーフと異なる。2008/9 | ||
LEZYNE |
ROAD DRIVE L |
ミニモーフより高圧はむしろ入れ易いので採用。ダウンチューブボトルケージ左側に装着。2009/9 | |
CO2ボンベ |
TNI |
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ボンベは1ケ携帯 |
フロントバッグ |
TOPEAK |
トライバッグオールウェザー |
シラスで使用していたものと同じ。 |
バックミラー |
zefal |
SPYミラー |
シラスで使用していたものと同じ。 |
ベル |
東京ベル |
コンパスベル(黒) |
シラスで使用していたものと同じ。 |
アタッチメント |
日東 |
便利ホルダー TYPE-I |
シラスで使用していたものと同じ。 |
GPS |
Garmin |
eTrex VentureCx |
シラスと共用。microSDカードは1GB、地図はUUDルートナビ対応版。 |
eTrex LegendHCx |
VentureCxを修理中microSD読取り不良に陥れたので新調。ウエイポイント数が倍の1000になったので使い勝手は上がったが、液晶画面は見にくくなってしまった。2009/9 | ||
勾配計 |
SKY MOUNTI |
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水準器型。+27%〜-15% |
シラスを3年乗りまくってロングライド主体になってくると、もうそれがクロスバイクの守備範囲を逸脱していることがなんとなくわかってきます。一つには車体が軽くないこと。この一年にいくつかのイベントやツーリングに参加して、ロードレーサーで走る方が単に速いだけでなく楽(らく)で楽(たの)しいだろうと。そこで
ロードレーサー、何を選んだらいいか?
雑誌を見たりネットを探したり、良さそうなのは目にとまりますがあくまで「良さそう」に過ぎず、当り前ながら実際に触って乗ってみなければわかりません。アルミかカーボンかはたまたクロモリがいいのでしょうか?
フロントトリプルで165mmクランク、これは決めているのでフレーム買いになります。メーカー完成車にそういう仕様はないし(そもそもトリプル仕様が激減)、そこだけ載せ変えるとしたら割高になってしまいます。
そこで実際に触って乗れるチャンス、11月に大阪で開催されたサイクルモードに友人と出かけてひたすら試乗してきました。
試乗してわかったことは「わからん」ということ??
いや細かいことはいろいろわかりましたが、コレ!という決めてはありませんでした。一番印象が良かったのがアンカーのフラッグシップRHM9なのですが、ホイール&コンポが他と違い過ぎて軽さが際立ったからではないかと。むしろBMCのSSX、アンカーのRAといったアルミモデルが意外に悪くない印象を持ちました。”ガチ”で”レーシー”な乗り味、と云われるような不快感はなく、ペダルの重さは感じられるものの、踏んだら踏んだだけサクッと進むという感覚が気持ちいい。対してコンフォート系フルカーボンのFELT
Z25はペダル軽いんだけど”そんなに急ぐなよ”というような楽々バイクでなぜかスピード出ない。ロードだからといって速さばかり追求してるんではないんだなぁと感心しますが、それはむしろクロスバイク的、シラスの延長線上に位置するものかと思えました。今ロードに求めているものはそこではないのです。
そして本命視していたアンカーのRFX8、車体は軽くてアルミほどではないけどいつのまにかちゃんとスピード出てるし、ロングライド向けと云われてますがヤワな感じはしませんでかなり好印象。が、450mmサイズではやや車体が小さく感じられ480mmでは逆に大きすぎると感じて悩んでしまいました。サイズ的にはBMCのSSXがもっともしっくりきていたので。
結局カーボンでなくてもアルミでいける、そういう視点でフレームを探したら値段的なところとそこそこ軽量なところで浮かんだのがサイクルモードには出展されていなかったカレラのママヤマ。
カレラだと前作コルティナWBだったらボディサイズオーダーができたところなんですが、ママヤマからは不可。カレラのサイトではオーダー可能になってますけど、代理店のダイナソアの回答ではそれはサイト記述間違いでやはりダメだとのこと。もっともママヤマのSサイズでほぼ合うということなのでそれに決まりでした。実はサイクルモード前にも目をつけていまして、岡山でカレラを扱っているショップに出向いて話を聞いてました。ただそこはレース指向でしかなかったので意見が合わず、別のショップに行くことに。車種選びよりもしかしたら重要なのがショップ選びだということが、シラス購入後にわかってましたから。
そして友人が昔からお世話になってると聞いていた岡山市内のBon Vivanを訪れ、話を聞いてもらって納得することができたのでそこで購入することに決めました。12月の小豆島ツーリングの帰りにそこに寄り(当日はダイナソアの試乗会があったそうです)、フレーム注文してきました。「3ヶ月は待って下さい」との事でのんびり構えてましたがたまたまダイナソアに在庫があって一週間後には入荷、年末に納車となりました。
初めてのロードレーサー、果たしてその走りは...
使い慣れたペダルをキャッチして漕ぎ出すと、ギアが足らない。今まで発進時には予めギアを落としていて軽いギアからスタートしてましたので、それと同じ程度のギア比となるフロントセンターxリアロー(39-25)で漕ぎ出すとギアが足りません。つまりそれだけ踏み出しが軽く回ってしまうということで、一枚か二枚重たいギアでも難無くスタートできます。そして当然のごとく加速が違い巡航速度に達するのが早い。低い速度域からでもスパッと車速が伸びる感じは、常に下り勾配を走っているかの様です。これがロードレーサーならではなのかはたまたカレラならではなのかそれはわかりませんが、信号等で一時停止後再発進する時にかかる負荷の蓄積がロングライドに一番堪えると思っていた自分にとって、それがこうも軽減されるのは予想外に嬉しいことでした。ホイールとタイヤはシラスでも使っていた同じものなのにこんなに印象が違うというのは、単に車体が軽いだけではなくこれがフレームの能力によるものなのかと納得せざるを得ません。
しかしそれは下り坂では調子に乗って必要以上に漕いでしまって疲れることと同様、よけいにペダルを回したくなって却って疲れてしまうことにもつながりました。自転車に乗らされている、そんな感じです。でもそれがまた楽しい。
ポジションは...
”遠すぎた”と最初は思いました。ハンドルが遠かったのです。ステムは90mmが良かったか??
下ハンドルを持つといいのですがブラケットを握ると腕を前に突っ張って伸ばしている窮屈な感じがしました。少し走ってくるうちに慣れて気にならなくなってくるのですが、また日を改めて乗ってみるとやっぱり最初は遠く感じる。それでハンドルを少ししゃくってブラケットをやや近付けるとマシにはなりました。
そのうち走っていると肘の曲がりが大きくなってることに気付きそれはつまりハンドルが高い、もっと下げていいと思えるようになりました。最初は深い前傾姿勢は慣れないだろうからとアップ気味姿勢となる様にコラムスペーサを40mm分入れてもらってました。そこで10mm減らしてみたところ、姿勢がきつくなるかと思ったらそうでもなく、むしろハンドルが遠い感じが薄れた様でした。もう一段低くできそうだったので更に10mmスペーサを減らしたら、ハンドルが遠い感覚はなくなってしっくり握れるようになってきてます。しゃくっていたハンドルも元に戻しました。
サドル
サイクルモードで感触を確かめてある大定番アリオネの柔らかい版のTRI2、大丈夫なはずでしたが距離を走るとやはりというか尻が痛くなってきました。レーパンを履いても120kmを越えた頃からやはり痛くなってくる。痛みが和らぐポジションを探しているうち、前傾を深めると楽になることがわかりました。そして話は上と重なるのですが、ハンドルを下げて前傾をかけた状態にしたら、尻の痛みは改善してきました。レーパンでなくGパンでも100km近く乗っても大丈夫に。パッドのあるレーパンなら痛くないというわけではなく姿勢・ポジションが第一、パッドはそれからということがわかってきました。
座面の傾斜が小さくて長いアリオネは定評通り前後のポジション移動が容易で、それぞれの位置で違和感を感じません。またよく云われる尿道の圧迫に関しては今のところ何の問題も感じていませんが、それはもっと長時間乗ることになれば影響が出てくるでしょうか?
→(登坂時腰痛軽減の為)サドルに前乗りを長く続けると尿道圧迫の症状が出ました。サドルを前に出す事で解決。2009/7